きぜからしか、きぜわらしか
【標準語】気ぜわしい
【品詞】形容詞
【意味】
・落ち着きがなくせっかちである
・気持ちがせかれて落ち着いていられない
【参考】
・由来は「きぜわしい:き(気)+せわしい(忙しい)」の音変異
【用例】
・まあだ来たばっかりんとい…もう次の店い行くと?あんた、キゼワラシカなあ
→まだ来たばかりなのに…もう次の店に行くの?あんた、せっかちだねぇ
・俺の出番まであと3人。ああ、キゼカラシカやー
→俺の出番まであと3人。ああ、あせって気が落ち着かないよー
・あの店な…食器ばすぐ下げなるけん「帰れ」って言われよるごたって、キゼカラシカ
→あの店は…食器をすぐ下げるので「帰れ」って言われているようで、気忙しい
・合格発表な…まあだかいな、自信なあるとばってん、何かキゼワラシカ
→合格発表は…まだかなあ、自信はあるんだけど、なぜか落ち着いていられない
イラストによる用例解説
【翻訳】
「まだかよー?早くしろよー!もう車に乗っとくからなぁ…もう行くぞ」
「ちょっと待ってよ!」
(せっかちな男だねぇ…本当に、自分だけ準備して!
子どもの支度が…まだできてないでしょ)
「あーあ…母ちゃんを怒らせてるよ!」
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