きゃあたらまいげ、けえたらまいげ

【標準語】八の字眉

【品詞】名詞

【意味】

・八の字の形をした眉

・外側が垂れている太い眉

【同義】きゃあたらまいげ、きゃあたれまいげ、けえたらまいげ、けえだれまいげ

【参考】由来は諸説

《説1》毛が垂れた眉毛…「毛垂れ眉毛」の音変異

《説2》「京太郎眉毛」の音変異
 ※「京太郎」がいつの時代の誰かは不明だが、立派な八眉だったと思われる

【用例】

・ああたのまいげな、キャアタラマイゲやねえ…にわか煎餅のお面のごたる
 →あなたの眉は、八の字眉だね…にわか煎餅のお面のようだ

・博多仁和加ばするとい、お面ないりめ?立派なケエダレマイゲやもん
 →博多仁和加(伝統話芸)をするのに、お面はいらないでしょ?立派な八の字眉だもの

・おまやあ、ケエタレマイゲのおかしかけん、たいがい悪かことしたっちゃ…がられめ?
 →お前は八の字眉がおかしいから、相当悪いことをしても…怒られないでしょ?

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イラストによる用例解説

【翻訳】
「お前は…にわか煎餅のような顔をしているなぁ…面白い顔だもの」
「うるさい…お前のような八の字眉には言われたくない…ぶん殴るぞ!怒ってるんだぞ」

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