けち

【標準語】けち、不吉、狡猾

【品詞】形容動詞

【意味】
・不吉な状況
・縁起の悪い様
・前兆が悪いこと

【参考】「ケチがつく」→「不吉な状況が発生する」

【関連】けちい、けちか:ケチだ、狡猾だ、狡い
≪意味≫けちなことや狡いことをした時の非難の言葉、悪口
≪類義≫こすか

【用例】
・元カノのどうのこうのと、ケチのついた結婚やったばってん、とうとう離婚しなったげな
→元カノがどうこうと、前兆が悪い結婚だったけど、とうとう離婚したらしいよ
・忙しかといおらん思うたら、喫茶店でサボっとったげなねぇ、ケチかー
→忙しいのにいないと思ってたら、喫茶店でサボってたそうじゃない、狡いわよ
・あん課長な、得意先からの土産やら試供品やら独り占めいしなあと、ケチかっちゃもん
→あの課長は、得意先からの土産や試供品なんかを独り占めするんだ、ケチなんだよ
・あいつぁ会計んときゃあ、いっつもおらんごとなってじぇんばださんと、ケチかろうが
→あいつは会計のときは、いつもいなくなってお金を出さないんだ、狡猾でしょうが

■TOP画面に戻る
■「知っとう、博多・糸島弁」に戻る

イラストによる用例解説

博多・糸島弁

 

標準語

 

■TOP画面に戻る
■「知っとう、博多・糸島弁」に戻る

【博多・糸島弁検索】

あ(ア) い(イ) う(ウ) え(エ) お(オ)
か(カ) き(キ) く(ク) け(ケ) こ(コ)
さ(サ) し(シ) す(ス) せ(セ) そ(ソ
た(タ) ち(チ) つ(ツ) て(テ) と(ト)
な(ナ) に(ニ) ぬ(ヌ) ね(ネ) の(ノ)
は(ハ) ひ(ヒ ふ(フ) へ(ヘ) ほ(ホ)
ま(マ) み(ミ) む(ム) め(メ) も(モ)
や(ヤ)   ゆ(ユ)   よ(ヨ)
ら(ラ) り(リ) る(ル) れ(レ) ろ(ロ)
わ(ワ)       ん(ン)