でけそこのう
【標準語】生育が悪い、失敗する
【品詞】連体詞、動詞、形容動詞
【意味】
・生育不足、実りが悪い
《参考》農作物が生育不足で収穫量や品質が悪いこと
《用例①》「今年のスイカなデケソコノウた」→「今年のスイカは生育が悪い」
《用例②》「デケソコノウたトマトな加工品用」→「品質が悪いトマトは加工品用」
・失敗する、やりそこない
《参考》やりそこなって失敗すること
《用例①》「ごっちんやが…デケソコノウとう」→「ご飯に芯がある…炊飯に失敗している」
《用例②》「大学受験…デケソコナオウごたる」→「大学受験…失敗しそうな予感がする」
・不良化する、ぐれる
《参考》品行が悪くなること、駄目な人間に育つこと
《用例①》「あっちの息子なデケソコナイよう」→「あちらの息子さんは不良化しつつある」
《用例②》「夜遊びやらしたらデケソコナウばい」→「夜遊びなんかしたら不良になるぞ」
イラストによる状況解説
【翻訳】「あ~ああっ!迂闊にも…失敗してしまった…」
①「日照不足で、生育状況が悪すぎる」
②「砂糖と塩を間違っている…これは不味い、食うことができない」
③「育て方を間違えた」「父ちゃん、シンナーを吸ったら…気持ちよくなっちゃった」
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