トンゴウ、トンゴウガキ

【標準語】ヤマガキ、渋柿

【品詞】名詞

【意味等】
・ヤマガキ
《意味》カキノキ科カキノキ属の常緑高木
《参考》カキノキの原種

・先尖りの柿、渋柿
《意味》尖った形の柿、渋柿が多い(甘柿や果実が黒くなると甘柿になる物もある)
《参考》干柿などの加工用の柿、渋抜きをすると甘い

【参考】特定の品種としての柿ではない

【同義】トンゴウ、トンゴウガキ、トンゴガキ

【用例】
・婆しゃんの…トンゴガキば剥いて干しとんなったが、サルい食われたげな
 →婆さんが…渋柿を剥いて干していたんだけど、サルに食べられたそう
・渋ば抜いたら…トンゴウな、富有柿よりか甘うして旨かとばい
 →渋を抜いたら…渋柿は、富有柿よりも甘くて旨いんだぞ
・このトンゴガキなあ、ゴマの吹いて…実の黒うなっとうけん、甘柿ばい
 →この先尖りの柿は、タンニンの斑点が広がって…実が黒くなっているので、甘柿だよ

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イラストによる状況解説

 

【翻訳】「兄ちゃん、これは渋柿だよ」「そうかい?俺のは、タンニンの斑点が広がって甘いよ…ほらっ」

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