のぼせ、のぼせもん

【標準語】お調子者、熱心な活動家

【品詞】名詞

【意味等】
1)お調子者の「のぼせもん」
《意味》周囲を明るくするムードメーカー、調子のいい軽いやつ
《用例》
・あらあノボセで…あごのたつ、”別府温泉(言う(湯)ばっかり)”で、かーるかろうが
 →あいつはお調子者で…口達者、”別府温泉(言う(湯)ばっかり)”で、軽いやつだろ
・おらあノボセモンやなかばい、会社のムードメーカー…人間関係の潤滑油やが
 →俺はお調子者じゃないぞ、会社のムードメーカー…人間関係の潤滑油なんだぞ

2)熱心な活動家の「のぼせもん」
《意味》熱中する人、夢中になる人
《用例》
・あらあノボセやけん…政治ないっちょん興味のなかとい、選挙いなのぼせあがんなあ
 →あいつは活動家だから…政治にはちっとも興味がないのに、選挙には夢中になるんだ
・うちの旦那あノボセモンたい…山笠ん時季いなったら、仕事の手いつかんごとなんなあ
 →うちの旦那は熱中する人なの…山笠の時季になったら、仕事が手につかなくなるの

【同義】のぼせ、のぼせもん

【参考】「のぼせ」は否定的な意味で、「のぼせもん」は肯定的な意味で使う場合が多い

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イラストによる状況解説


【翻訳】
①「はっ」「よっ!社長ォ」「やんややんや」「あれは?」「社長のかくし芸」
②「あなた、今日は仕事はいいの?」「ちょっと…祭りの準備の打ち合わせ!頼られてるから忙しんだ…仕事なんかしてる場合じゃないよ」「お金はあるの?恥をかいちゃいけないから…あげておこうか?」「いいよ…ちょっと打ち合わせに行ってくる…心配しなくてもお金ならあるよ」

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