ひっしまめたん
【標準語】一生懸命
【品詞】形容動詞、副詞
【意味等】一生懸命、懸命に、必死に
【参考】漢字で「必死豆炭」、福岡を中心に使われる
【由来】由来は諸説ある
・その1:豆炭が豆粒のように小さくなるまで真っ赤に燃えさかる様
・その2;豆炭に着火するとき、うちわで一生懸命に扇ぐ様
・その3:粉末状の木炭にピッチを混ぜた「ピッチ豆炭」 など
【関連】豆炭は、練炭の仲間で燃料として使う
・粉末状の木炭に消石灰やピッチなどを混ぜ、豆状に成型して乾燥炉で焼成して作る
・主に燃料として使われるが、アンカなどの暖房器具としても使われる
・燃焼中に一酸化炭素を出すので、練炭と同様に最近ではあまり使われなくなった
【用例】
・急い視察い来なさあごと連絡のあって、プレゼン資料ば徹夜で…ヒッシマメタン作ったと
→急に視察に来られると連絡があって、プレゼン資料を徹夜で…一生懸命に作ったんだ
・さっちが…宇宙の研究ばしたかけん、ヒッシマメタン勉強して…JAXAば目指しようと
→絶対に…宇宙の研究をしたいので、一生懸命に勉強して…JAXAを目指してるんだ
・あらあ負けず嫌いやけん、喧嘩んときゃあヒッシマメタン…相手い食らいついていきなあ
→あいつは負けず嫌いなので…喧嘩の時は必死になって…相手に食らいついていくんだ
イラストによる状況解説
【博多・糸島弁検索】
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