ますぼり

【標準語】へそくり

【品詞】名詞

【意味等】秘かに貯えた物品、隠し貯めたお金、ヘソクリ

【参考】

・本来は、臨時の出費に備えて米などを少しずつ秘かに貯めたもの

・由来は「桝減り」、米を枡ですくう度…少し減らしてそれを別途貯めたものから

【関連】ますぼる:へそくりをする(少しずつ金品を抜き取って貯める行為)

【用例】

・新しかプレステば買うちゃり…爺ちゃんなマスボリば、たいそ持っとらっしゃろうが
 →新型のプレステを買ってよ…爺ちゃんはへそくりを、たくさん持っているんでしょう

・脱サラして商売ば始めたとき…嫁ごのマスボリば、えらい貯めとんなって…ほんにい助かったや
 →脱サラして商売を始めたとき…妻がへそくりを、すごく貯めていて…本当に助かったよ

・もしもん時のためいマスボリよんなあかと思うたら、俺と離婚した後の生活資金の準備やった
 →もしもの時のためにへそくっているのかと思ったら、俺と離婚した後の生活資金の準備だった

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イラストによる状況解説

【翻訳】
「あなた…すごく貯め込んでますねえ、うほっ」
「これは…私のものだからね!盗ったら離婚するからね!」
(しまった~へそくりが見つかっちゃった~)

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