富岡光学のOEM
このレンズの原型は富岡光学の「TOMINON C. 5cm/f2」と言われていて、富岡光学製のOEMモデルになります。
また若干の相違はありますが、旭光学工業の「Auto-Takumar 55mm/f1.8 」も同じく、同系統の富岡光学製のOEMモデルだと言われています。
発売は、昭和37年(1962)ごろで、YASHICA PENTA J(ジャガー)3というカメラの標準(セット)レンズだったそうです。
撮っていて楽しくなるレンズ
構成光学系は4群6枚の典型的なダブルガウス型で、絞り羽枚は6枚、最短撮影距離は55cm。フィルター径は46mmで重さ226.8gと小さめのレンズです。
このレンズは、絞ってからレバーを回すと開放になって、シャッター押すと絞り込まれるという半自動絞りの機能があります。
古いレンズですが、さすがは富岡光学製…描写力が高く、撮っていて楽しくなるレンズです。
光学がきれいなジャンク品
このレンズは、10年くらい前にヤフオクで入手したレンズのおまけについてきたもの。絞りリングが固着したジャンク品。
光学はすこぶるきれいだったので修理をしようと試みましたが、ネジが固く…分解できず断念。長い間、防湿庫の肥やしとなっていました。
久しぶりに防湿庫から発掘。レバーを回せば絞りも調整できるので、ヘリコイドつきのアダプターに装着し、撮影に出かけてきました。
ボケも幻想的で…綺麗です。
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