あおぐ、あふる

【標準語】動悸がする

【品詞】動詞

【意味】

・鼓動が強くなる、鼓動が激しくなる、ドキドキする

・主に緊張などで動悸が激しくなるときに使う

【同義】あおぐ、あふる

【参考】

・由来は「あおぐ(扇ぐ)」や「あおる(煽る)」で感情をかき乱す意で使われる

・「心臓の~」や「胸の~」などのことばに接続し、動悸をが激しいことを主張する

【類義】あおつる:風などに煽られて揺れ動く

・由来は「煽る」ことで「あおぐ:動悸がする」と同じ

・風など、外部からの要因で「揺れ動く」の意で「動悸がする」の意では使わない

【用例】

・おらあ…話すとの上手うなかけん、プレゼンするときゃ…いっつも緊張で心臓のアオグ
 →俺は、話すのが上手くないから、プレゼンするときは、いつも緊張で胸がドキドキする

・具合の悪うして…胸のアフル、心臓の悪か家系やけん…心筋梗塞いなりよりめえか
 →体調が悪くて…胸が苦しい、心臓が悪い家系なので…心筋梗塞になってないだろうか

・生徒会の薬院さん…愛らしかね、話しかけられたんだ心臓のアオグ…一目惚れかいな?
 →生徒会の薬院さん…可愛いねえ、話しかけられたら動悸がする…一目惚れかなあ?

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イラストによる状況解説

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