自宅で分解清掃…ピッカピカ

 今回のレンズは、Auto Yashinon-ds 50mm f1.9。1973年に発売された「ヤシカFFT」の標準レンズです。6枚玉のレンズで、4群6枚のガウス対象型の構成で、単層コーティング。富岡光学製らしい。

F1.9というのは珍しいが、オールドレンズ市場では、あまり高値で取引はされていないようです。このレンズもヤフオクだったか、カメラ店のジャンクコーナーだったか、1,000円程度で入手したもの。

カビ・クモリ玉だったので、自宅で分解・清掃。食器用洗剤「ジョイ」で洗い、拭き上げて乾燥させると、あ~ら不思議ピッカピカで得した気分。ネットなどで作例が紹介してあるが、下の写真のように、写りはすごく良い。

 

贅沢にもマクロレンズとして使用

家庭菜園のサツマイモ。「芋掘りできるかな?」と収穫時期を確認していると、いろんな虫が住んでいる。おもしろい。農業は野菜だけでなく、それを食べる虫も、またそれを食べるいろんな生物を育んでいる。

これは、Carenar Auto 50mm f1.8で撮影

…で、清掃したばかりのこのレンズをPENTAX-Qにつけて撮ってみた。このカメラ、35mm換算にするとおよそ5.5倍の画角になる。つまり、50㎝まで寄れる275mmレンズに化けてくれるのである。

ただし、ピントは背面液晶による確認となり、かつ被写界深度は無茶苦茶浅い。勘と度胸でバンバン撮り、撮れているものを選ぶしかない。当初はブログに上げるなんて想定していないので、とりあえず撮ってみた写真。

とりあえず撮ってみた

まずは蜘蛛。体長は4mm程度で、あまりにも小さくて最初は何の生き物かわかりませんでした。ちょっとグロいですが、目はパッチリしていて可愛いとも思えます。

何の幼虫かわかりませんが、芋虫もいます。まさにサツマイモにつく芋虫です

そのほか、カメムシの仲間やテントウムシもいます。

畑の横には、キンモクセイの花も咲いていました。