かく
【標準語】掻く、履く、舁く、被る
【品詞】動詞
【意味】
・掻く、履く、へこいかく:締め込みを身につける、褌を履く
・舁く、担ぐ、やまばかく:山笠を担ぐ
・被る、頭の上から覆う、日傘をかく:日傘をさす
【参考】
・博多んもんなおおろうもん、青竹割ってへこいかく
→博多の人は豪傑者で、青竹を割って褌にして締め込む
(意味:博多の男は豪傑で言ったら引かない、青竹を割って褌に締めるほどの心意気がある
【用例】
・山笠ん時やぁ、郡部からかきての加勢のたいそ来なあげなねェ
→山笠の時は、郡部(博多区以外の区と福岡市周辺の市町村)から担ぎ手の加勢がたくさん来るそうだね
・ああた、青竹ばへこいかいたらキンタマいイガのたいそ刺さって痛かでっしょうもん
→あなた、青竹を褌にして履いたらキンタマにトゲがたくさん刺さって痛いでしょうよ
・初夏は日焼けしやすかけん、日傘ばかいて行きない
→初夏は日焼けしやすいので、日傘をさして行きなさい
・へこかいて、やまかいて、おまいもいっちょうまえになったったいねぇ
→締め込み締めて、山笠舁いて、お前も一人前になったんだねぇ
イラストによる状況解説
【博多・糸島弁検索】
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