からう、かるう、かろう
【標準語】背負う
【品詞】動詞
【意味】背負う、おんぶ、背に乗せる、担ぐ
【同義】からう、かるう、かろう、かんかん(幼児語)
【参考】語源は古語の「担う(からう)」で、九州各地で使われる語彙
【用例】
・1年生なランドセルばカロウとうとかカロワレとうとか、わからん
→1年生はランドセルを背負っているのか背負われているのか、わからない
・天気のよかけん、お孫さんばカルウて散歩い行きよらっしゃーと?
→天気がよいので、お孫さんを背負って散歩にお出かけですか?
・連帯保証人やらなんなんなよ。えらい借金ばカラウこともあるとバイ
→連帯保証人なんかなっちゃいかん。ものすごい借金を背負うこともあるんだぞ
イラストによる用例解説
【翻訳】
「どう♡可愛い?」「ん、可愛い」「俺は…付き添い」
「からう」を使った言葉
ひっからう、ひっかるう、ひっかろう
【標準語】背負う
【品詞】動詞
【意味】
・背負う、おんぶ、背に乗せる、担ぐ
・「からう」の強調語
【同義】ひっからう、ひっかるう、ひっかろう
【参考】ひっ(強調の接頭語?引く?)+からう(かつぐ)→背負う、ひょいと担ぐ
【用例】
・今日な学校な遠足やろ?リュックサックばヒッカロウて2列で歩きよんなった。
→今日は学校は遠足でしょ?リュックサックを背負って2列で歩いていたよ
・津波の来るげなけん…逃ぐるばい、婆々さんな…俺がヒッカラウけん
→津波の来るそうなので…逃げるよ、お婆さんは…俺がおんぶするから
・たきもんばヒッカルウて…本ば読みながら歩きよう銅像、誰やったかいな?
→薪を背に乗せて…本を読みながら歩いている銅像、誰だったかなあ?
【博多・糸島弁検索】
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