ことわけ、ことわり
【標準語】謝罪、言い分
【品詞】名詞
【意味】
(1)「謝罪」の「ことわり」
《意味》詫び、謝り、理(ことわり)
《用例》
・また…喧嘩したとやろ?これば持って…コトワリば言うてきんしゃい。
→また…喧嘩をしたんでしょ?これを持って…謝りに行ってきなさい。
・コトワリば言うだけやったら…誰っちゃしきい、別府温泉…言う(湯)ばっかし
→謝罪の言葉を言うだけなら…誰でもできる、別府温泉…言う(湯)ばっかり
・あっちゃあ…何な!息子い怪我ばさせとって…コトワリいも来ん
→あの家庭は…何だ!息子に怪我をさせといて…謝罪にも来ない
(2)「言い分」の「ことわり」
《意味》訳、言い訳、理由、理(ことわり)
《用例》
・なして…あえな酷かことばしたとな?ちゃんとコトワリば…言うてんろ
→なぜ…あんな酷いことをしたんだ?ちゃんと理由を…言ってみろ
・てっぺんごなしいおごったら…いきめえもん。なしてしたか…コトワリば聞いてんない
→頭ごなしに叱ったら…いかんだろ、何故やったのか…訳を聞いてごらん
・訳の分からんコトワリば言うてから…俺のせいいしやんな、悪かたあ…お前やろうが
→理不尽な言い訳を言いやがって…俺のせいにするなよ、悪いのは…お前だろうが
【同義】ことわけ、ことわり
「ことわり」に関連する言葉
ことわりゆう
【標準語】謝る
【品詞】動詞
【意味】詫びる、謝罪する
【参考】ことわりゆう→ことわり(謝罪)+いう(言う)
【用例】
・すまんかった…あたきが悪うござした、コトワリイウけん…こらえちゃんなっせえ
→すまなかった…私が悪うございました、謝罪しますので…許してください
・酔うて…あばけて…迷惑かけたけん、朝から…コトワリイウテ廻りようと
→酔って…乱れて…迷惑をかけたので、朝から…謝罪して回っているんだ
・3年目の浮気ぐらい…大目い見ちゃれ?両手ばついてコトワリイウたっちゃ…許さん
→3年目の浮気くらい…大目に見ろよ?両手をついて誤ったって…許さん
イラストによる用例解説
【翻訳】
「こら、ぜんじ!また喧嘩をしてきたんでしょ。早く、誤ってきなさい」
「ごめーん」
【博多・糸島弁検索】
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