だご

【標準語】団子

【品詞】名詞

【意味】
・団子、こねて丸めた米粉などを加熱した食品
・寄り集まり、隙間なく寄り集まること

【関連】「だご」を使ったことば
・だごじる
《意味》団子の入った汁物、ぜんざい、団子汁
《参考》一般的には「ぜんざい」、地域によっては小麦粉を練った団子の入った汁物をいう
《用例》「朝市の創業祭いいたら、ダゴジルの振る舞いのあって…温もってよかったや~」
 →「朝市の創業祭に行ったら、団子汁の無料サービスがあって…温まってよかったね~」

・だごいする、だごいなす
《意味》①袋叩きにする、ボコボコに打ち叩く、②太っている、太っている人
《参考》①動けないようになるまで徹底的に痛めつけること、②丸々と肥えている
《類義》①ぼてくりこかす(「でち投げる」や「うっ叩く」、「蹴たぐる」などの暴行のこと)
《用例》「きしゃん…横着っかねぇ、たいがい…のぼしあがっとったらダゴイナスぜ」
 →「貴様…横着だなあ、いい加減…つけ上がっているようなら袋叩きにするぞ」

【用例】
・おらあ、夏なあ…かき氷い寒ざらしダゴの入ったとば食うたら、幸せやねえ
 →俺は、夏は、かき氷に冷たい白玉粉で作った団子が入ったものを食べたら、幸せだねえ
・寒かとの厳しゅうして、猿山のニホンザルなあ…ダゴいなって温もり合いようげな
 →寒さが厳しくて、猿山のニホンザルは…互いに寄り沿って暖を取り合っているそうだ

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イラストによる状況解説

 

【翻訳】「貴様…あまり、生意気だったらボコボコにしてやるぞ」「団子?」

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