つくじる
【標準語】つっつく
【品詞】動詞
【意味】
・いじる、つつく
・さわってもてあそぶ
・ちょっかいを出す、からかう
・ふざけかかる
【参考】「つくじる」は「つく(突く)」+「くじる(ほじる)」
【同義】せせくる、せせがう、つくじる
【関連】「つくじる」を用いた言葉
・つくじりまわす
《意味①》ほじくりまわす、つつきまわす、いじりまわす
《意味②》世話を焼き過ぎる、構い過ぎる
《同義》せせくりまわす、せせがいまわす、つくじりまわす
《参考》(弱い)→「くじる」<「つくじる」<「つくじりまわす」←(強い)
《関連》(弱い)→「せる」<「せせくる」<「せせくりまわす」←(強い)
《用例》「そえんネコばツクジリマワシよったら、掻き裂かるるばい」
→「そんなにネコをからかいまわしていたら、引っ掻かれちゃうよ」
【類義】もざくる、せせる、くじる
【用例】
・あんたぁ、いっつも鼻の穴ばツクジりよるけん…鼻んすの大きゅうなったっちゃなかな
→あんた、いつも鼻の穴をほじっているから…鼻の穴が大きくなったんじゃないのかい
・でけもんば、きしゃなか指でツクジンなんな…あばけっしもうとろうが
→吹き出物を、汚い指でいじくっちゃいかん…化膿してしまってるだろうが
・愛らしか女の子ばツクジリよったら、泣かいてしもうたけん…先生いえらいがられた
→可愛い女の子をからかっていたら、泣かせてしまったので…先生にひどく怒られた
イラストによる状況解説
【翻訳】
「やめなさい!鼻の穴が大きくなるよ…」「あんた…鼻血が出ちゃうぞ!」「ふん」「ふん」
【博多・糸島弁検索】
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