ぬらむ、ねらむ
【標準語】睨む
【品詞】動詞
【意味等】目を怒らして見つめる、鋭い目つきで見る
【同義】ぬらむ、ねらむ
【参考】「睨む」の音変異、「ねらむ」は関西から九州まで使われる地域が多い
【関連】目標を凝視することから「狙う」の音変異という説もある
【類義】ねんかくる(狙う)
【用例】
・さあきから、ずーっと俺ばヌラミつけよるが…何ばはらかいとうと?言うてんない
→先程から、ずっと俺を睨みつけているけど…何を怒っているの?言ってごらんなさい
・あんたんとって知らんで冷蔵庫のプリンば食うた…俺が悪かった…そえんネラミなんな
→あなたの物と知らずに冷蔵庫のプリンを食った…俺が悪かった…そんなに睨まないで
・前頭やが、この相撲取りな気合の入っとう…あえん横綱ばネランでえずうなかとかいな
→前頭だが、この力士は気合が入っている…あんなに横綱を睨んで怖くないのだろうか
イラストによる状況解説
【翻訳】
①「今日は、俺のおごり…何でも食って!」「じゃあ…オレ、12,000円の和牛ステーキ」「私は15,000円の特製うな重」「ならば…オレは毛ガニと…」
②「や、やっぱり…うどん定食」「わ…私も520円のうどん定食…」「イクラとサーモン、マグロの刺身も頼んでいい?」「睨んでいるわよ…」
【博多・糸島弁検索】
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