ひでる、ひらつく、ひらめく
【標準語】ひりつく
【品詞】動詞
【意味等】ひりひり痛む、ちくちく痛む、ちかちか痛む、やらやら痛む
【同義】ひでる、ひらつく、ひらめく
【類義】じかじか:痛みの様子(皮膚などの痛み以外にも使う)
《意味》ちかちか、ちくちく、針先で突かれたような
《用例》簡単な言い回し
・「腹のジカジカせく」→「お腹がじくじく痛い」
・「喉のジカジカする」→「喉がひりひりする」
・「日焼けで背中のジカジカしよう」→「日焼けで背中がやらやら痛い」
【参考】日焼けや外傷などによる炎症が原因で起こる…皮膚や粘膜の痛み
・ひ(疼ぐ:ひりひり)+でる(する)→ヒリヒリする
・ひら(疼ぐ:ひりひり)+つく・めく(する)→ヒリヒリする
【関連】「疼ぐ(ひいらぐ・ひひらぐ)」は、俳諧・反故集(1696)に記された語彙
【用例】
・風邪ばひきかけよるごたる…ちいっと熱っぽうして、喉も赤う腫れてヒデリよる
→風邪をひきかけているようだ…少し熱っぽくて、喉も赤く腫れてやらやら痛む
・ハチい刺されたところの…ヒラツキよったが、ようなってきたら…痒うなってきた
→ハチに刺されたところが…ちくちく痛かったけど、治ってきたら…痒くなってきた
・泳ぎい行て…UVクリームば塗っとらんやったけん、背中のヒラメクっちゃが
→泳ぎに行って…UVクリームを塗っってなかったので、背中がひりひりしているんだ
イラストによる状況解説
【翻訳】
「背中が、ヒリヒリするなぁ」
「痛いだろ!よく焼けているもの」
【博多・糸島弁検索】
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