ひょうっと、ひょくっと、ひょかっと、ひょこっと、ひょろっと
【標準語】突然に
【品詞】副詞
【意味等】突然、ひょっこり、不意に、思いがけず
【同義】ひょうっと、ひょくっと、ひょかっと、ひょこっと、ひょろっと
【参考】語源は漢字の「凶(ひょう)」で古語の「ひゃうど」に由来する
【用例】
・さあき、子供の…ヒョウット飛び出してきたけん、急ブレーキば踏んだったい
→さっき、子供が…不意に飛び出してきたので、急ブレーキを踏んだんだよ
・嫁入りした娘の…ヒョクット帰ってきて、なあも言わんで泣きようけん…えらい心配
→嫁入りした娘が…ひょっこり帰ってきて、何も言わずに泣いているから…とても心配
・爺さんの、朝あ元気やったとい、ヒョクットたあれて…死になった、脳梗塞やったげな
→お爺ちゃんは、朝は元気だったのに、突然倒れて…死んじゃった、脳梗塞だったそうだ
・眠りかぶりよったら…ヒョコット電話の鳴って、たまがって…心臓のあおぎよう
→ウトウトしていたら…不意に電話が鳴って、驚いて…ドキドキしている
・夜中い三瀬峠ば越えよったら…ヒョロットイノシシの飛び出いてきて、轢いてしもうた
→夜中に三瀬峠を越えていたら…急にイノシシが飛び出してきて、轢いちゃった
イラストによる状況解説
【翻訳】
「お父さんとお母さん…離婚することになった!」
「あんた、これから…どちらと一緒に暮らしたい?」
「そんなこと…急に言われても…よくわからない」
「よく、明るく言い放つことができるなぁ」
【博多・糸島弁検索】
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