ぶり
【標準語】裸
【品詞】名詞
【意味等】裸、産まれたままの姿
【同義】ぶり、ぶりしゃん
【参考】ぶり(裸)+しゃん(さん:敬称)→裸ん坊
【用例】
・子どもんときゃあ…夏いなったら、ようブリいなって…川で泳ぎよった
→子供の時は…夏になったら、よく真っ裸になって…川で泳いでいた
・「あらあ…のぼいとうけん、ブリい…なしょうへ」「やめときない、そらあ…いじめやが」
→「あいつ…横着だから、真っ裸に…しちゃおうぜ」「やめなよ、それは…いじめだよ」
・今日な…えらい蒸し暑かけん、兄弟で…ブリシャンいなって、水遊びば…しよんなる
→今日は…とても蒸し暑いので、兄弟で…裸ん坊になって、水遊びを…しているよ
●関連することば
ぶちん、ぶりきん、ぶりちん
【標準語】男が陰部を露わにしていること
【品詞】名詞
【意味】褌やパンツを着けていない男、ふるちん、「ぶり」に同じ
【同義】ぶちん、ぶりきん、ぶりちん、むっちん
【参考】
・ぶり(裸)+きん・ちん(キンタマ、ちんちん:陰部)
※「ぶちん」は「ぶりちん」の音変異
・むっ(剥く)+ちん
【用例】
・この頃…ブチンいなって、女の子い見せる変態おるけん…不審者いな気ばつけり
→この頃…陰部を露わにして、女の子に見せる変態がいるので…不審者には気をつけて
・おまやぁ…小学生のとっから、水着い着替えるときゃあ、いっつも…ブリチンいなるねえ
→おまえは…小学生の頃から、水着に着替えるときは、いつも…ちんこ丸出しになるなあ
・嫌な夢ば見た…締め込みの緩うで、ブリキンいなっしもうて…みんない笑わるるったい
→嫌な夢を見た…締め込みが緩んで、キンタマが丸出しになって、みんなに笑われるんだ
イラストによる状況解説
【博多・糸島弁検索】
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