みところはん
【標準語】いい加減
【品詞】名詞
【意味等】粗略、おろそか、ぞんざい、中途半端、大雑把
【参考】由来は不明、「みところ」が半端という意味か?
・「みところ」には「おおよそ」の意があるらしい(甲州弁)
→みところ(おおよそ)+はん(半端)→半端なおおよそ→大雑把
・「みところ」は「三所攻め」や「三所物」など「実行す・揃えるべき数」の意がある
→みところ(実行すべき)+はん(半端)→すべきことが半端→いい加減
【用例】
・あんた受験生やろ…テレビば観ながら、ミトコロハンに勉強したっちゃ…つぁーるもんかい
→あなた受験生でしょ…テレビを観ながら、いい加減な勉強をしたって…詰らないでしょ
・内職やら大したぜんにならんけん、ミトコロハンにしよったら…仕事のこんごとなった
→内職なんて大したお金にならないから、いい加減にしていたら…仕事が来なくなった
・なしかいな?あらあ、勉強っちゃなんっちゃあミトコロハンにするとい、九大い合格しとう
→何故だ?あいつ、勉強でも何でも中途半端にするのに、九大に合格しちゃった
イラストによる状況解説
【翻訳】
「受験勉強を始める前に…動画チェック!フン!フ~ン」
「はい!お茶、あんた…中途半端な勉強をしてたら…落ちるよ!」
【博多・糸島弁検索】
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。