ええくらう、よいくらう
【標準語】酔っ払う
【品詞】動詞
【意味等】泥酔する、ひどく酒に酔う、酩酊する
【同義】ええくらう、よいくらう
【参考】
・由来は「酔いを蒙る」で、よい(酔い)+を+蒙る(被る)→酔っ払う
・「酔い蒙る」→「ゑう喰らう」→「よいくらう」へと音変異
・「ええくらう」は「よいくらう」の音変異
【用例】
・ああたくさ…忘年会やけんって、こえんなるごとエエクロウテ…たいがいいしときなっせ
→あなたったら…忘年会だからって、こんなになるほど酔っ払って…いい加減にしなさいよ
・だれや?これい飲まいたたあ…飲みきらんとい飲うで、ヨイクロウテいごかれんごとなっとう
→誰だ?こいつに飲ませたのは…飲めないのに飲んで、泥酔して動けなくなってる
・酒ば飲まいて…ヨイクラワイテ、どえんかしちゃろう思うとろ?残念…あたきゃ、酒な強かとよ
→酒を飲ませて…酔っ払わせて、どうかしてやろうと思ってるでしょ?残念…私は、酒はいのよ
イラストによる状況解説
【翻訳】
《よいくらう①》
「何だ…この店、店内がグルグル回ってるぞ!フンッフンッ」
「お前は本当に、好い男だなあ…俺はうれしい!ううっ」
「ひゃ…うひゃ…乗ってるかい?うっひゃっひゃ」
《よいくらう②》
「あなたたち…そろそろ水割りにしない?じゃあ…ボトル入れておくわ」
「うきゃきゃ…酒をちょうだい…」
「怒った…俺は飲む!」
「ううっ…酒をどんどん持って来て…」
「ママは、飲ませるのが…すごく…上手だねえ」
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