こうずかとる、こうづかとる

【標準語】争いの主導権を掴む

【品詞】動詞

【意味】

・首根っこを押さえる、争いのなどで相手の髪を握って引っ張ること

【同義】こうずかとる、こうづかとる

【参考】

・髪束(こうづか)は昔のもとどり(髪を束ねたところ)のこと

・髪束は急所で、これを掴むことで相手を意のままにすることができる

・髪束を取ることで、争いの主導権を握ることになる

【用例】

・悪そうの…因縁ばつけてきたが、コウヅカトッテくらいたが…逃げて行た
 →不良が…因縁をつけてきたけど、首根っこ掴んで殴ったら…逃げて行った

・対等合併ばってん…うちがコウヅカトットウけん、吸収合併のごたあもんたい
 →対等合併だけど…うちが主導権を握っているので、吸収合併のようなものだ

・怯うだら負け…落ち着きない、よおと相手ば見てコウヅカトルと…怯みなんなよ
 →怯んだら負け…落ち着くんだ、よく相手を見て主導権を掴むんだ…怯むなよ

・昔ゃあ大虎やったばってん…嫁ごいコウズカトラレて、猫いなっとんなる
 →昔は大虎だったけど…奥さんに主導権を握られて、猫になってしまった

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イラストによる用例解説

 

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