こしこしと、こしごしと、しかしかと
【標準語】地道に、本腰を入れて
【品詞】動詞
【意味】
(1)「地道に」の「こしごしと」
《意味》ちゃんと、堅実に、着実に
《用例》
・兄さんな…コシコシト勉強しよんなったが、卒業前い…司法書士の試験に合格しなった
→兄さんは…地道に勉強してたけど、卒業前に…司法書士の試験に合格しちゃった
・目標ば立てて…コシゴシトこなしよったら、大谷翔平のごとならるる…かもしれん
→目標を立てて…着実にこなしていたら、大谷翔平のようになれる…かもしれない
・成功い…近道な無か、することばシカシカトしながら…チャンスば待つったい
→成功に…近道は無い、やることを堅実にやりながら…チャンスを待つんだよ
(2)「本腰を入れて」の「こしごしと」
《意味》真剣になって、本気になって、覚悟を決めて
《用例》
・ほんなことい…弁護士いなりたかとや?なら、コシコシト勉強せな…いきめえもん
→本当に…弁護士になりたいのか?じゃあ、本腰を入れて勉強しないと…いかんだろ
・また赤字ってな?てれてれせんで…コシゴシト仕事ばせな、店な潰るるばい
→また赤字だって?いい加減にせず…本気を出して仕事をしないと、店は潰れるぞ
・どえな仕事でっちゃ…誠意ばもってシカシカト取り組まなあ、みんない信頼されん
→どんな仕事でも…誠意をもって真剣になって取り組まないと、みんなに信頼されない
【同義】こしこしと、こしごしと、しかしかと
【参考】
・「こしこしと」と「こしごしと」は、腰を入れての意味から「腰々と」が由来と思われる
・「しかしかと」は、しっかりとの意味から漢字の「確確と」が由来と思われる
イラストによる用例解説
【翻訳】
「本腰を入れて…生産しました!買ってください」
【博多・糸島弁検索】
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