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「ち(チ)」の博多・糸島弁

イラストで説明

1 ぢあめ
  【標準語】本降り
【意味等】「じあめ」に同じ
2 ちかちか
  【標準語】ちかちか、ずきずき
【意味等】①針で刺されるように痛むさま、②じくじくと腹の痛むさま、「じかじか」に同じ、【用例】「このシャツないかんや、襟ん所のチカチカする」→「このシャツは良くないよ、襟の所がチカチカする」
3 ちぎる
  【標準語】①もぐ、②つねる
【意味等】①もぎ取る、果実を木からもぐ、②指先でつねる、手で細かく切り取る、【同義】ちぎる、ちょんぎる、ちんぎる、【参考】語源は古語の「ちぎる」漢字では「千切る、血切る、捩る」などの表記あり、【用例】「柿ばチギったとば忘れっしもうて…そんまんまいしとったけん、ぶっかんいなっしもうた」→「柿をもいだのを忘れてしまって…そのままにしていたから、熟し柿になってしまった」
4 ちぐ
  【標準語】半端
【意味等】そろわないこと、足りないこと、品物などのそろっていないこと、【関連】九州から関東までの広範囲で点在的に使われる、対馬と筑羅島(韓国)間の海流がどっちつかずであるため「ちぐ」と言うとの説もある、また「ちぐはぐ」の「ちぐ(鎮具:金槌)」との説もある(はぐ(破具:(くぎ抜き))、【用例】「片一方ばうさかいたけん、靴下のチグいなっとう」→「片方をなくしたので、靴下がそろわなくなった」
5 ちぐもの
  【標準語】半端物
【意味等】全部そろっていない物、半端である物、【用例】「有田焼の湯飲みセット、チグモンやけん…半額」→「有田焼の湯飲みセット、全部そろってないので…半額」
6 ぢげんもん
  【標準語】地元の人
【意味等】その地域、集落、土地に居住している人、【同義】じげもん、じごろう、じもえ、じごたれ、じごたろう、ぢげんもん、ぢごたろう、【用例】「あすこらへんの土地のこたあ、ヂゲンモンに訊かなあようわからん」「→あの辺の土地のことは、地元の人に聴かないとよくわからない」
7 ぢごたろう
  【標準語】地元の人
【意味等】「ぢげもん」に同じ
8 ぢごろう
  【標準語】地元の人
【意味等】「ぢげもん」に同じ
9 ちさか
  【標準語】小さい、低い
【意味等】大きくない、年齢が低い、幼ない、丈が短い、背が低い、【同義】ちさか、ちっか、ちんか、ちんこい、ちんまか、【関連】関連の言葉、①「ちっかんちゃん」、《意味》末の兄、最も年齢の低い兄、②「ちんこしばやし」、《意味》子ども芝居、《参考》「ちんこし(子ども:小さい者)+はやし(囃子:芝居)」、③「ちんまり」、《意味》こじんまり、小さくまとまる、【用例】「チサカことば、言いなんな」→「小さいことを、言うなよ」、「俺より背のチッカが…何年生?」→「俺より背が低いけど…何年生?」、「あのチンカとが…妹たい」→「あの小さいのが…妹だよ」
10 ちっかんちゃん
  【標準語】末の兄
【意味等】最も年齢の低い兄、【参考】「ちっか(年齢が低い)+あんちゃん(兄)」
11 ちっちくれ
  【標準語】一目散
【意味等】一目散、縮みあがる、【参考】「ちっち(縮む)+くれる(目の前が暗くなる)」、その結果…急いで逃げることから「一目散」の意となる、【用例】「悪そうたちの、やかまし爺さんの盆栽ば割らかいて…チイッチクレイ逃げよった」→「悪ガキたちが、頑固爺さんの盆栽を割ってしまって…一目散に逃げていた」
12 ちびる
  【標準語】少しずつ漏らす、しぶる
【意味等】①醤油などをさした後に容器の口から後引きしてしたたる、②少しずつ漏らす、③金銭などを出し惜む、④下痢をする、⑤大小便を漏らす、【同義】しびる、ちびる、【参考】しびりばら:しぶり腹(繰り返し腹痛があり便意を感じても思うように便が出ない様)
13 ~ちゃ
  【標準語】①~とは、②~ても、③~でさえ
【意味等】
①~とは
《参考》「動詞+ちゃ」→~するとは、「名詞+ちゃ」→~だとは」
《用例①》「俺ば裏切るチャ…どえんことかいな」
 →「俺を裏切るとは…どういうことだ」
《用例②》「お前が犯人チャ…思わんやった」
 →「お前が犯人とは…思わなかった」
②~ても
《参考》「動詞+ちゃ」→~しても
《用例①》「どこのよかか…見たっチャ分らん」
 →「どこがいいのか…見てもわからない」
《用例②》「してのおらんなら…俺がしたっチャよかよ」
 →「してくれる人がいないなら…俺がしてもいいよ」
③~でさえ
《参考》「名詞+ちゃ」→~でさえ
《用例①》「先生っチャ…わかんなれんやったとぜ」
 →「先生でさえ…わからなかったんだぞ」
《用例②》「こえなまずか料理…ネコっチャ食わんぜ」
 →「こんなまずい料理…ネコでさえ食べないよ」
【同義】~ちゃあ、~でちゃ、~でん(意味の①以外)
14 ~ちゃあ
  【標準語】~してあげる、~してある
【意味等】~してあげる、~してやる、~してある、【同義】~ちゃあ、~ちゃる、【参考】「言うちゃあ」→言ってやる(言い上げてやる)、「こないちゃあ」→「虐めてやる」など、相手方が感謝しないことにも使う、「通行止めいしちゃあ」→「通行止めにしてある」など、他人が行った結果をさす、【関連】動詞の語尾の音によって「~っちゃあ」や「ぢ(じ)ゃあ」に変化する、【活用】《誘引》「~ちゃり」→~してくれ、《拒否》「~ちゃらん」→~してあげない、《依頼》「~ちゃらんね、~ちゃられん」→~してくれないか、《断念》「~ちゃられん」→~してあげられない、《懇願》「~ちゃんしゃい、~ちゃんない」→~してくれないかい、《協力》「~ちゃろ・ちゃろう」→~してあげる、《期待》「~ちゃろ、~ちゃろう」→~だろう
15 ちゃあらん
  【標準語】だめだ、いけない
【意味等】だめだ、いけない、つまらない、【同義】ちゃあらん、ちゃあるか、つあらん、【用例】「アレルギーのあるけん、有機野菜やなからなあ…チャアランと」→「アレルギーがあるから、有機野菜じゃないと…だめなんだ
16 ちゃちゃくちゃら
  【標準語】滅茶苦茶
【意味等】滅茶滅茶、ぐちゃぐちゃ、出鱈目、【同義】ちゃちゃくちゃら、ちゃっちゃくちゃら、ちゃっちゃらくちゃら、【参考】「ちゃちゃ(茶々を入れる)+くちゃら(混乱した状況)」と思われる、【用例】「あんたが酔うてあばけて、店ばちゃっちゃくちゃらいしたとばい」→「あんたが酔って暴れて、店を無茶苦茶にしたんだぞ」
17 ちゃっちゃくちゃら
  【標準語】滅茶苦茶
【意味等】「ちゃちゃくちゃら」に同じ
18 ちゃっちゃらくちゃら
  【標準語】滅茶苦茶
【意味等】「ちゃちゃくちゃら」に同じ
19 ちゃらかす
  【標準語】茶化す
【意味等】小馬鹿にする、からかう、【参考】真面目に受けとらず冗談のようにする行為、【用例】「あんまと新人のガイドさんばチャラカシなんな…泣き出しなったろうが」→「あまり新人のガイドさんを茶化すなよ…泣き出しちゃったじゃないか」
20 ~ちゃる
  【標準語】~してあげる、~してある
【意味等】{~ちゃあ」に同じ
21 ~ちゃろ
  【標準語】~するだろ、~してあげる
【意味等】~するだろ、~してあげる、【同義】~ちゃろ、~ちゃろう。【用例】「もう…行くっチャロ?」→「もう…行くんでしょ?」、「あんたいだけ、こそーっとおそえちゃろ」→「あなたにだけ、こっそりと教えてあげる」
22 ~ちゃろう
  【標準語】~するだろ、~してあげる
【意味等】「~ちゃろ」に同じ
23 ~ちゃん
  【標準語】~だよ
【意味等】~だよ、~です、【参考】語源は言い聞かせる気持ちを表す古語「てや」の転と思われる、【類義】~たい(古語「たり」の転)、~ばい(最終詞「は」の転)、「~たい」も”「~ばい」も「~っちゃん」より強い言い方、【用例】「ラーメンの”うまかっちゃんな…あたしゃあインスタント食品でいっちゃん好いとうっチャン」→「ラーメンの”うまかっちゃん”は…私はインスタント食品で一番好きなんだよ」
24 ちゃんと
  【標準語】つい
【意味等】思わず、うっかり、すっかり、困ったことに、【同義】ちゃんと、ちゃんとこ、【用例】「チャント…今日あるとば忘れっしもうて、会議い遅れて来てすんまっせん」→「うっかり…今日あるのを忘れてしまって、会議に遅れて来てすみません」
25 ちゃんとこ
  【標準語】つい
【意味等】「ちゃんと」に同じ、【用例】「ちゃんとこ…あたしが入院するごとなって、家の中なチャッチャクチャラですと」→「困ったことに…私が入院することになって、家の中は無茶苦茶ですよ」
26 ~ちゃんない
  【標準語】~してくれ
【意味等】~してください、【同義】~ちゃんない、~ちゃんしゃい、【類義】~ちゃり、~ちゃらん、【参考】お願いするときの言い回し、【用例】「乾燥して。かいかや…ちょっと背中ば掻いちゃんない」→「乾燥して、痒い…ちょっと背中を掻いてくれ」
27 ちゃんぽん
  【標準語】①長崎ちゃんぽん、②ビードロ、③ごちゃ混ぜ、④ひっくり返った傘
【意味等】①長崎ちゃんぽん、《参考》長崎の郷土料理、②ビードロ、《参考》お祭り「放生会」で売られるガラスの玩具、息を吹き込むとチャンポンと音が鳴る、③ごちゃ混ぜ、《参考》2種類以上のものを混ぜること、《用例》「麦酒い清酒、洋酒やらチャンポンで飲んだけん…宿酔いのひどか」→「麦酒に清酒、洋酒などごちゃ混ぜで飲んだので…宿酔いがひどい」、④強風で煽られてひっくり返った傘、《同義》なばいなる(キノコになる)、《用例》「台風の実況ばしよんなあが、傘のチャンポンいなっしもうとう」→「台風の実況をしているけど、傘が煽られてひっくり返っているよ」
28 ちゃんぽんふく
  【標準語】嘘をつく
【意味等】嘘をつく、おしゃべりをする、いい加減、《参考》チャンポンを吹くと大きな音が鳴ることから、うるさい意味で例えられたものと思う、《用例》「また、おまえがチャンポンフクけん、みんな迷惑しとんしゃろうが」→「また、あんたがいい加減なことを言うから、みんな迷惑をしているでしょう」
29 ちょくる
  【標準語】からかう
【意味等】 ①戯れる、なぶってもてあそぶ、②それとなく要求する、③騙す、誘う、おびき出す、【同義】おこつる、おちょくる、ちょくる、【用例】「おまやあ、俺ばちょくるようとや?くらっせ」→「お前は、俺をからかっているのか?殴るぞ」
30 ちょつかいかける
  【標準語】ちょっかいをだす、ちょっかいをかける
【意味等】物事に余計な手出しをする、いたずらをしかける、【同義】ちょっかいかける、ちょっきりかける、【関連】「ちょっかい」は京言葉で、 手出しする、悪ふざけ、からかう、「ちょくる」行為をすることなどの意味、方言の「ちょっきり」と同意、【参考】「ちょっかい(悪ふざけ)+かける(しかける)」、【用例】「あいつがチョッカイカケテきたけん…喧嘩いなったったい」→「あいつが余計な手出しをしてきたので…喧嘩になったんだ」
31 ちょっきり
  【標準語】ちょっかい
【意味等】挑発する、悪ふざけ、女性を口説く、お節介、【参考】「ちょくる」行為をすること、【関連】「ちょくる」は、からかう、戯れる、なぶってもてあそぶなどの意味で、「おこつる、おちょくる」と同意、【用例】「チョッカイかもしれんばってん、嫁ごの泣きよんなるばい」→「お節介かもしれないけど、奥さんが泣いてるよ」
32 ちょっきりかける
  【標準語】ちょっかいをだす、ちょっかいをかける
【意味等】「ちょっかいかける」に同じ
33 ~ちょる
  【標準語】~している
【意味等】~している、~してる、【参考】動詞の連用形に付いて、その動作が行われたことを、または行われていることを示す、【同義】~ちょる、~とう、~とる、【対義】~ちょらん、【用例】「おら…ビールな好いチョルばってん、発砲酒なあんまと好いチョラン」→「俺は…ビールは好いてるけど、発泡酒はあまり好きじゃない」
34 ちょろっと
  【標準語】たちまち
【意味等】直ぐに、ちょっとの間に、ちょろりと、簡単に、【参考】行動がすばやいさま、巧妙で迅速なさまを表わす語(時間・手順的に「少し」の意)、【参考】全国的には量的に「少し」の意味として使われる方言、【用例】「なんや、まーだわからんとや?こえな問題…方程式ば使やあチョロット解きょうが」→「なんだ、まだわからないのか?こんな問題…方程式を使えば直ぐに解けるだろ」
35 ちょんぎれとる
  【標準語】もげている
【意味等】物体の一部が切断・もぎ取られている状態、切れて離れている、【同義】ちぎれとう、ちょんぎれとう、ちんぎれとう、【用例】「よかカニばってん、足の1本チンギレトウけん…安かと」→「良いカニだけど、足が1分もげているので…安いんだ」
36 ちんか
  【標準語】小さい、低い
【意味等】「ちさか」に同じ
37 ちんぎれる
  【標準語】もげる
【意味等】もげる、もぎ取れる、【同義】ちぎれる、ちょんぎれる、ちんぎれる、【用例】「トカゲな、ネコやらの天敵い襲われたときゃあ、尻尾のチンギレルっちゃが」→「トカゲは、ネコなどの天敵に襲われたときは、尻尾がもぎ取れるんだ」
38 ちんぐはんぐ
  【標準語】ちぐはぐ
【意味等】揃わない様、不揃いな状態、いくつにも小さく切れていること、【同義】ちんぐはんぐ、ちんだはんだ、【参考】標準語「ちぐはぐ」が音変化したもの、【参考】「ちぐはぐ」の語源は、「鎮具:金槌」と「破具:釘抜」で逆の用途の道具で、揃わないことを表すという説がある、【用例】「靴下の片っぽずつしかなかったけん、今日の足やぁチングハング」→「靴下が片方ずつしかなかったので、今日の足はちぐはぐ」
39 ちんこしばやし
  【標準語】子ども芝居
【意味等】子ども芝居、【参考】「ちんこし(子ども:小さい者)+はやし(囃子:芝居)」
40 ちんだはんだ
  【標準語】ちぐはぐ
【意味等】「ちんぐはんぐ」に同じ、【用例】「工具なセットやなからんと、チンダハンダで使いもんにならん」→「工具はセットでないと、不揃いで使いもんにならない」
41 ちんちろまい
  【標準語】①天手古舞、②狼狽
【意味等】①てんてこまい、忙しくてゆっくりする暇がないこと、②狼狽、あわてふためくこと、うろたえ騒ぐこと、【関連】九州各地で使われる、全国的には「きりきりまい」や「じりじりまい」など様々な言い方がある、【用例】「警察の来たら、チンチロマイして逃げていきなった」→「警官が来たら、慌てふためいて逃げて行っちゃた」
42 ちんまり
  【標準語】こじんまり
【意味等】小さくまとまる、欠けたところがない、【参考】ちん(小さい)+まり(丸くなる)、【用例】「宴会で騒いで飲むよか…チンマリした店で、静かい飲むとが好いとうと」→「宴会で騒いで飲むより…こじんまりした店で、静かに飲むのが好きだよ」

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そのほかの博多・糸島弁(イラスト説明なし)

1 チイチイ
  【標準語】ニイニイゼミ
【意味等】ニイニイゼミ、カメムシ目(半翅目)セミ科に分類されるセミの一種、【同義】チイチイ、チイチイゼミ、【参考】チイチイは、ノミやシラミなど小さな生き物をさす幼児語
2 チイチイゼミ
  【標準語】ニイニイゼミ
【意味等】「チイチイ」に同じ
3 チイチイフグ
  【標準語】クサフグ
【意味等】クサフグ、フグ目フグ科に属する魚
4 ちいーっと
  【標準語】少し
【意味等】ちょっと、少し、少しばかり、【同義】ちいーっと、ちかっと、ちくっと、ちっと、ちびっと、ちょこっと、ちょびっと、ちょぼっと、【用例】「しゃあしかなぁ…チイーット黙っときない」→「うるさいなあ…少し黙っていてよ」
5 ちいーっとばかし
  【標準語】少しばかり
【意味等】少しばかり、【用例】「言い日課とばってん…チイーットバカシ、ぜんば貸いちゃらん?」→「言いにくいんだけど…少しばかり、お金を貸してくれない?」
6 ぢかた
  【標準語】沿岸
【意味等】沿岸、岸に沿った陸地、陸の近く、【参考】漢字で「地方」
7 ちかちか
  【標準語】ぱちぱち
【意味等】パチパチ、瞬きをする様子、【用例】「あんた緊張したときなあ、目ばちかちかさせるね」→「あんた緊張したときは、目をパチパチさせるね」
8 ちかっと
  【標準語】少し
【意味等】「ちいーっと」に同じ、【用例】「おまやあ金持ちやけんって、チカットのぼしかえっとろ?」→「お前はお金持ちだからって、少しのぼせ上がっているだろ?」
9 チカラシバ
  【標準語】ナギ
【意味等】ナギノキ、梛、マキ科ナギ属の常緑高木、【同義】チカラシバ、チカラノキ
10 チカラノキ
  【標準語】ナギ
【意味等】「チカラシバ」に同じ
11 ちきり
  【標準語】竿秤
【意味等】秤の一種、竿の端に皿やカギのついたぶら下げるタイプの計量器、【参考】古語の「ちきり(杠秤)」で竿秤のこと、【同義】ちきり、きんりょう(斤量:大型のちきりのこと)、【用例】「昔な量り売りの多かったけん、店なチキリば使いよった」→「昔は量り売りが多かったので、お店で竿秤を使っていた」
12 ちくっと
  【標準語】少し
【意味等】「ちいーっと」に同じ、【用例】「そのケーキ…旨かろうごたあね、チカット味見ばさしちゃり」→「そのケーキ…おいしそうだねえ、少し味見をさせてくれ」
13 ぢご
  【標準語】はらわた
【意味等】①大腸や小腸などの総称、内臓、②肛門、尻。③魚のはらわた、【同義】じご、ぢご、【用例】「臭かー…ぢじごのねまっとうが、この魚な…もう食われんばい」→「臭い…はらわたが腐っているよ、この魚は…もう食えないよ」
14 ぢごえ
  【標準語】わめく
【意味等】酒に酔って大声で騒ぐ、【用例】「あれが、またヂゴエば出しよる…誰が飲ましたとや?」→「あいつが、また酔ってわめいている…誰が飲ませたんだ?」
15 ちごうとる
  【標準語】違っている
【意味等】違っている、間違っている、【用例】「子供ん時からチゴウトッタが、東大い合格したげな」→「子供の時から違っていたが、東大に合格したそうだ」、「君ゃあチゴウトル…人として恥ずかしかぜ」→「君は間違っている、人として恥ずかしいぞ」
16 ちったあ
  【標準語】①少しは、②馬鹿
【意味等】①少しは、《用例》「チッタア優しゅうしちゃらんな」→「少しは優しくしてくれないかい」、②馬鹿、《用例》「また、やりそこのうとうとや?あらあ…ちったあやなかや」→「また、大きな失敗をやらかしたんだって?あいつ…馬鹿じゃないの」
17 ちっちゃん
  【標準語】おっぱい(幼児語)
【意味等】乳房、【参考】「ちっ(乳)+ちゃん」、【用例】「おまいが産まれる前な…チッチャンな俺んとやった」→「お前が産まれる前は、おっぱいは俺のものだった」
18 ちっと
  【標準語】少し
【意味等】「ちいーっと」に同じ、【用例】「そえん余っとうとなら、俺いもチットやり」→「そんなに余っているのなら、俺にも少しちょうだい」
19 ぢばん
  【標準語】襦袢
【意味等】肌につける短い衣服、肌着、じゅばん、【参考】語源はポルトガル語の「gibão(ジバゥン)」 
20 ちびっと
  【標準語】少し
【意味等】「ちいーっと」に同じ、【用例】「こらいかん、屁ばこいたらチビットだけあぽの出たごたあ」→「これはいかん、おならをしたら少しだけうんちが出たようだ」
21 ぢべた
  【標準語】地面
【意味等】地面、【同義】じべた、ぢべた、【用例】「ズボンの汚るるけんヂベタい座らんと」→「ズボンが汚れるから地面に座らないで」
22 ちみどりさっぱり
  【標準語】血だらけ
【意味等】血みどろ、【同義】ちみどりさっぱり、ちんだらさった、ちんだらさっぱり、【用例】「この映画な好かん…チミドリサッパリのシーンの多過ぎて、具合の悪うなる」→「この映画は嫌い…血みどろのシーンが多過ぎて、気分が悪くなる」
23 ちゃいらかし
  【標準語】土の焙烙
【意味等】焙烙、ほうろく、【参考】語源は不明だが「ちゃ(茶葉)+いらかし(煎る道具」と思われる、蒸した茶葉を煎って乾燥させて揉んで作るのが緑茶、さらに煎ってできるのがほうじ茶、土の焙烙は、茶や豆、ゴマなどの食材を煎るための素焼きの土鍋
24 ちゃじょうけ
  【標準語】お茶請け
【意味等】茶を飲むときに添えて食べる菓子や香の物、茶菓子、点心、【同義】おちゃじょうけ、ちゃじょうけ、ちゃのこ、【用例】「何もよかとのなかばってん…チャジョウケな干し柿でもよか?」→「何もいいのがないけど…お茶請けは干し柿でもいい?」
25 ちゃだし
  【標準語】土瓶
【意味等】急須、胴につぎ口がある茶や湯を注ぐための陶器、【参考】「茶(ちゃ)+だし(煎じるもの)」、【同義】ちゃだし、ちゃびん、【用例】「チャダシで出したお茶の方が、ペットボトルんとより好いとう」→「急須で煎じたお茶の方が、ペットボトルのものより好きです」
26 チャッチャ
  【標準語】ミソサザイ、ウグイス
【意味等】①ミソサザイ、スズメ目ミソサザイ科ミソサザイ属に分類される鳥類、②ウグイス(幼鳥)、スズメ目ウグイス科ウグイス属に分類される鳥類、【参考】どちらもよい声で鳴くが…地鳴きでは「チャッチャッ」と鳴くことからそう呼ばれる
27 ちゃのこ
  【標準語】①お茶請け、②朝食、③簡単なこと
【意味等】①「ちゃじょうけ」に同じ、お供えの団子や焼餅など、間食、②朝飯、朝食前の食事、【参考】一般的には茶菓子、農家などでは早朝に仕事に出るときの朝飯よりも早く食べる軽食いう、転じて「朝飯前」や「お茶の子さいさい」など簡単に済ませることも言う、【用例】「朝採りな暗かうちから始まるけん、チャノコ食うて仕事い行くと」→「朝採りは暗いうちから始まるので、朝食前の軽食をとって仕事に行くんだ」
28 ちゃびん
  【標準語】土瓶
【意味等】①「ちゃだし」に同じ、②薬缶、③禿げ頭(茶瓶頭)、【参考】薬缶は金属製だが形状が同じなので言う、【関連】「はげちゃびん」→禿げ頭、【用例】「あんたの父ちゃんな…禿げチャビンやもんな」→「あんたのお父さんは…禿げ頭だものな」
29 ちゃらちゃらがみ
  【標準語】蝋引きの薄紙
【意味等】パラフィン紙(防水性のある蝋紙)、【参考】チャラチャラという音がするため、【同義】ちゃらちゃら紙、ちゃりちゃり紙、【用例】「昔の粉薬な…チャラチャラガミい包んだったや」→「昔の粉薬は…パラフィン紙に包んであったな」
30 チャワンカラゲ
  【標準語】メヒシバ
【意味等】雌日芝、イネ科メヒシバ属の植物、【参考】抜きにくく、繁殖力の強い雑草
31 ぢゃんこう
  【標準語】あばた
【意味等】天然痘の痕、【同義】ぐさ、ぐしゃ、じゃんこ
32 ちゅういり
  【標準語】鍋料理
【意味等】鍋料理、鍋料理の具材、がめ煮、《参考》具体的な料理名は不明
33 ちゅうざれ
  【標準語】きざら
【意味等】黄粗目糖、《参考》黄色の結晶粒の大きなざらざらした砂糖
34 ちょい
  【標準語】座る(幼児語)
【意味等】座る(幼児語)、《同義》ちょい、ちゃんこ、《用例》「バスい乗ったら、お利口いチョイしとかな」→「バスに乗ったら、おりこうさんに座っていなきゃ」
35 ちょうくらかす
  【標準語】からかう
【意味等】嘲弄する、馬鹿にする、【参考】語源は古語の「ちょうらかす」、意味は同じ、中部から中国地方まで「ちょうらかす」で使う地域が多い、【用例】「人ばチョウクラカスごたあとが、人から好かるるわけのなかろうもん」→「人を馬鹿にするような奴が、人から好かれるわけがないだろ」
36 ちょうず
  【標準語】便所
【意味等】便所、大便、小便、手洗い、【参考】語源は「手水」手を洗う場所のこと、大小便や便所としては関西を中心に使われる、【関連】「ちょうず」に関連する言葉、「ちょうずば」→便所、「ちょうずだらい、ちょうだらい」→洗面桶:木の洗面器で昔は嫁入り道具の一つ、【用例】「チョウズの固うなっしもうて…浣腸せなあ出めえごたあ」→「うんちが固くなっちゃって…浣腸をしないと出ないようだ」
37 ちょうずだらい
  【標準語】洗面桶
【意味等】木製の洗面器、【同義】ちょうずだらい、ちょうだらい、【参考】昔は嫁入り道具のひとつだった、【用例】「育ちのよかけん、冬なチョウズダライいお湯ば入れて、顔ば洗うあと」→「育ちがいいから、冬は洗面桶にお湯を入れて、顔を洗うんだ」
38 ちょうずば
  【標準語】便所
【意味等】トイレ、お手洗い、【参考】「ちょうず(大小便)+場」、【用例】「あぽばしたか…チョウズバいいてくる」→「うんちをしたい…トイレに行ってくる」
39 チョウセンアサガオ
  【標準語】ヒルガオ
【意味等】昼顔、ヒルガオ科のつる性植物、【参考】学術的にはナス科の植物「ダチュラ」をさすが、方言では夕方までずっと咲いているヒルガオのことを言う、遣唐使が大陸から持ち帰ったアサガオに対してこう呼ばれるようになった
40 ちょうだらい
  【標準語】洗面桶
【意味等】「ちょうずだらい」に同じ
41 ちょうたろう
  【標準語】長太郎人形
【意味等】尾崎人形、子供の可愛い姿のたとえ、【参考】佐賀の郷土玩具、蒙古襲来の時にモンゴル人から伝わったといわれる土笛人形、形が可愛いので可愛いの意味もある
42 チョウチョウ
  【標準語】チョウ
【意味等】蝶、昆虫綱チョウ目(鱗翅目、ガ目)21上科のうち、アゲハチョウ上科、セセリチョウ上科、シャクガモドキ上科の昆虫をいう、他の上科の昆虫は「蛾(ガ)」に分類される、【同義】チョウチョウ、チョウチョウマンゴ
43 チョウチョウマンゴ
  【標準語】チョウ(幼児語)
【意味等】「チョウチョウ」に同じ
44 ちょうとじ
  【標準語】帳祝い
【意味等】ちょうまつり、正月11日に商家で、その年に使う会計簿や諸帳簿を新たに綴じて祝うこと、、祝いとしてあずき雑煮を食べる
45 ちょうのう
  【標準語】手斧
【意味等】ちょうな、ておの、【参考】大工道具の一つ、斧で削った材木をさらに平にするために用いる鍬形の刃物
46 ちょこっと
  【標準語】少し
【意味等】「ちいーっと」に同じ、【用例】「屁ばこいたら、あぽのチョコット出たごたあ」→「おならをしたら、うんちが少し出たみたいだ
47 ちょっとも
  【標準語】少しも
【意味等】ちっとも、全然、まったく、【用例】「なんや?この漫才…ちょっともおかしゅうなか」→「なんだ?この漫才…ちっとも面白くない」
48 ちょぴっと
  【標準語】少し
【意味等】「ちいーっと」に同じ、【用例】「旨かろうごたあねえ…チョビット、一口でよかけん食わしちゃり」→「旨そうだねぇ…少し、一口でいいから食べさせて」
49 ちょぼっと
  【標準語】少し
【意味等】「ちいーっと」に同じ、【用例】「もうチョボット右側、そう…そこのかいかと…早よ掻いちゃり」→「あと少し右側、そう…そこが痒いんだ…早く掻いて」
50 チョマ
  【標準語】カラムシ
【意味等】イラクサ目イラクサ科の多年生植物
51 チョンギリス
  【標準語】キリギリス
【意味等】キリギリス、 バッタ目キリギリス科キリギリス属に分類される昆虫、ヒガシキリギリスとニシキリギリスの総称、【同義】ギッチョン、ギチョンチョン、チョンギリス
52 ちょんだらい
  【標準語】洗面桶
【意味等】「ちょうずだらい」に同じ
53 ちょんちょん
  【標準語】①おしまい(幼児語)、②ヒヨコ(幼児語)
【意味等】①物が終わること、物が無くなること、おしまい、②ニワトリの幼鳥
54 チョンチョングサ
  【標準語】ハコベ
【意味等】ハコベ、ナデシコ科ハコベ属の植物、「コハコベ」と「ミドリハコベ」の総称、【参考】春の七草のひとつ、【関連】「ミドリハコベ」は鳥の餌になるため、別名は「ヒヨコグサ」…ヒヨコの幼児語チョンチョンから「チョンチョングサ」ともいう
55 ちりうち
  【標準語】はたき
【意味等】塵叩き、塵打ち、塵払い、塵を払う道具
56 ちりかき
  【標準語】ちりとり
【意味等】塵取り、塵を集めて捨てる道具、ごみとり
57 ちりこ
  【標準語】ちり(幼児語)
【意味等】塵、本人が気づかない服などについたごみ
58 ちりたて
  【標準語】風選
【意味等】箕や唐箕を使って稲の穂などに混じる藁屑や実入りの悪い種子を風で飛散させ、よい種子を選別する方法
59 ちりまきかぜ
  【標準語】旋毛風
【意味等】渦のように巻きながら起きる風、旋風
60 ~ちん
  【標準語】~ちゃん
【意味等】軽い戒めの接尾語、【同義】たん、ちん、【類義】たれ、【参考】子どもなどの失敗に対して軽い戒めを含んで使用する、【用例】馬鹿ちん、アホちん
61 チン
  【標準語】クロダイ
【意味等】黒鯛、タイ科に分類される魚の1種、別名はチヌ
62 ちんかたちんかた
  【標準語】びっこ
【意味等】びっこ、【参考】びっこをひくさま、【用例】「チンカタチンカタ歩きよるが…挫いたと?」→「びっこを引いて歩いているけど…挫いたの?」
63 ちんかんやま
  【標準語】墓場(児童語)
【意味等】墓のある所、墓地、【用例】「あすこのチンカンヤマな、蒸し暑か真夜中い、人魂の出るげな」→「あそこの墓地は、蒸し暑い真夜中に、人魂が出るそうだ」
64 ちんくそ
  【標準語】親友
【意味等】最も親しい友人、心を打ち明けて交われる友人、【参考】九州北部では、チンドシ(筑豊)やチング(長崎)などと言う、おそらく朝鮮語の「チング(親友)」が語源と思われる、【用例】「あたきとああたの父ちゃんな…こまかっとっからのチンクソたい」→「私とあなたのお父さんは…小さいときからの親友です」
65 ちんぢん
  【標準語】粉々
【意味等】粉みじん、木っ端みじん、【用例】「おっか岩のダイナマイトで…チンジンに砕けっしもうた」→「大きな岩がダイナマイトで…木っ端みじんに砕けてしまった」
66 ちんだらさった
  【標準語】血だらけ
【意味等】「ちみどりさっぱり」に同じ
67 ちんだらさっぱり
  【標準語】血だらけ
【意味等】「ちみどりさっぱり」に同じ
68 チンチク
  【標準語】ホテイチク
【意味等】布袋竹、イネ科タケ亜目マダケ属に属する竹の一種
69 チンチクリン
  【標準語】セキレイ
【意味等】スズメ目スズメ亜目セキレイ科の鳥、セキレイ属とイワミセキレイ属の鳥、【参考】国内で見られるセキレイは、セグロセキレイとハクセキレイ、キセキレイ
70 チンチロリン
  【標準語】①マツムシ、②スズムシ、③コオロギ
【意味等】①松虫、②鈴虫、③蟋蟀、【参考】すべてバッタ目キリギリス亜目コオロギ科の昆虫、【関連】昔、松虫を鈴虫、鈴虫を松虫と呼んだ時期もあり…混同されやすい
71 ちんぽ
  【標準語】陰茎
【意味等】男子の生殖器の一部、外部にたれる管状のもの、男根、【参考】全国でいろいろな呼び方があるが「ちんぽ」は関西で多く使われる、【用例】「ああたあ、えらい大きなかチンポば持っとるねぇ」→「あなたは、とても大きな陰茎を持っていますね」
72 ちんぽう
  【標準語】陰茎
【意味等】「ちんぽ」に同じ


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