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「た(タ)」の博多・糸島弁

イラストで説明

1 ~たい
  【標準語】~だ
【意味等】~だ、~だよ、~よ、~さ、【参考】文末にあって軽く念を押す・判断をするような気持を示す、語源は古語「たり」という説もある、【類義】~ばい(文末にあって軽く念をおすような詠嘆・断定を表す)、【用例】「そんくらい知っとうタイ」→「そのくらい知ってるよ」、「そうタイ、ああたタイ」→「そうだ、あなただよ」
2 だいい
  【標準語】だるい
【意味等】病気や疲れで心身がだるくて元気がない、物憂い、だるい、【同義】せったるい、だいい、らいい、だらしい、だる、【用例】「身体のダイイ…風邪ばひきかけよるごたる」→「身体がだるい…風邪をひきかけているようだ」
3 だいか
  【標準語】怠い
【意味等】「だいい」に同じ
4 たいがい
  【標準語】たいそう、おおかた
【意味等】①はなはだしく、はなはだ、たいへん、非常に、②およそ、おおかた、概して、【参考】京ことば、漢字で書けば「大概」、【参考】「いい加減」「ほどほど」の意味もあり「たいがいいせれ」→「いい加減にしろ」、【用例】「おらあ男前やけん、タイガイのおなごいな好かるるばい」→「俺って男前だから、おおかたの女性には好かれるよ」、「ああたの屁な、タイガイ臭かなあ」→「あなたの屁は、非常に臭いなあ」
5 たぐる
  【標準語】咳をする
【意味等】激しく咳をする、咳き込む、【参考】風邪やむせたりすることが原因で激しく息を堰き出すこと、古語の「吐く(たぐる)」より出る、意味は「口から吐く、もどす、咳をする、込み上げる」、【用例】「今年のインフルエンザな、えらいひどうタグルげなよ」→「今年のインフルエンザは、すごく激しく咳き込む咳き込むそうだよ」
6 だご
  【標準語】①団子、②寄り集まり
【意味等】①団子、こねて丸めた米粉などを加熱した食品、②寄り集まり、隙間なく寄り集まること、【関連】「だごじる」→「団子汁(せんざいなど)」、「だごいする・だごいなす」→「①袋叩きにする、ボコボコに打ち叩く、②太らせること」、【用例】「ダゴば作ったばってん…食う?」→「団子を作ったんだけど…食べる?」
7 だごじる
  【標準語】団子汁
【意味等】汁粉、ぜんざい、団子汁、【参考】一般的には「ぜんざい」、地域によっては小麦粉を練った団子の入った汁物をいう、【用例】「おばさんの作ったダゴジルな…うまかねぇ~」→「おばさんが作った団子汁は…おいしいね~」
8 だごいする
  【標準語】①さんざんに打ちたたく、②太っている
【意味等】①袋叩きにする、ボコボコに打ち叩く、《参考》動けないようになるまで徹底的に痛めつけること、《類義》ぼてくりこかす(でち投げるやうっ叩く、蹴たぐるなどの暴行を加えること)、②太っている、またその人、【同義】だごいする、だごいなす、【用例】「あいつな横着っか…今のうちいダゴイナイとかないかんとやなかな?」→「あいつは横着だ…今のうちに袋叩きにしておかないといけないんじゃないの?」
9 だごいなす
  【標準語】①さんざんに打ちたたく、②太っている
【意味等】「だごいする」に同じ
10 だだくさ
  【標準語】粗雑
【意味等】①粗末、雑、②締まりがない、だらしない、だらけている、ズボラ、自堕落、③ばからしい、ばかばかしい、【同義】だだくさ、だらくさ、だらくさか、【参考】「だだくさ」は中部地方で多く使われている、【用例】「ちいっと部屋ば片付け内や…だだくさか」→「少しは部屋を片付けなさい…だらしない」
11 たたくる
  【標準語】しわになる、乱れる
【意味等】①着物が皴になる、しわくちゃな状態、② からむ、もつれる、③乱れること、滅茶苦茶になる、【参考】語源は古語由来の「たたくれる」、ひどく「たくる(めくれる・まくりあげる)」状況、すぐには収拾がつかない状況、【用例】「まあ、何な…脱ぎ散らかいてから…服のタタクッテしもうとうが」→「まあ、何だ…脱ぎ散らかしてしまって…服がしわだらけになってしまっているぞ」
12 たっぱい
  【標準語】みかけ
【意味等】姿勢、体つき、風体、外見、姿、【参考】語源は「答拝」、上位の者の拝礼に応える「答拝」が、能の型のひとつ「達拝」となり、その立居がよいことから「たっぱい」となった、【関連】「たっぱいのよか」→「体格が堂々としている、見かけがいい、貫禄がある」、【用例】「ああたタッパイのよかけん、なんば着たっちゃあ似合うね」→「あなたは姿勢がいいから、何を着ても似合うね」
13 たっぱいのよか
  【標準語】見かけがいい
【意味等】体格が堂々としている、見かけがいい、貫禄がある
14 だま
  【標準語】嘘
【意味等】偽り、事実ではないことば、【同義】だま、だまごと、さあごと、すらごと、そらごと、【参考】「騙す」に出る、【用例】「そらあ、だまやろ?おらあ…知っとうとぜ」→「それは、嘘だろ?俺は…知っているんだぞ」
15 だまかす
  【標準語】騙す、あざむく
【意味等】騙す、嘘を信用させる、【同義】だまかす、だまくらかす、【参考】古語の「だまかす、だまくらかす」、【用例】「甘っか事ばっかし言うて…あたきばダマクラカシよろ?」→「口から出まかせに口説いて…私を騙そうとしてるでしょ?」
16 たまがっとる
  【標準語】驚いている
【意味等】びっくりした
17 たまがらかす
  【標準語】驚かす
【意味等】びっくりさせる
18 たまがる
  【標準語】驚く
【意味等】びっくりする、思いがけないことがあって心が騒ぐ、【同義】たまがる、たまぎる、【参考】語源は古語の「魂消る(たまぎる)」、魂が消えそうになるくらいびっくりすることの意、諸説に「金玉が縮み上がるほど驚く→玉上がる→たまがる」という誤ったものもある、九州全域で使われる方言、
19 だまくらかす
  【標準語】騙す、あざむく
【意味等】「だまかす」に同じ
20 たまぐる
  【標準語】驚く
【意味等】「たまがる」に同じ
21 だまごと
  【標準語】嘘
【意味等】「だま」に同じ、【用例】「あいつなおかしか…ぞうたんやらダマゴトばっかし言うて笑わかしなあと」→「あいつは面白、冗談や嘘ばかり言って笑わせるんだ」
22 だめしか
  【標準語】汚い、いやらしい
【意味等】①ぞっとするほど嫌だ、不快だ、②卑しい、いやらしい、③乱暴、わんぱく、④清浄、清潔でない、汚れている、【同義】うだめしか、うらめしか、うらんしか、だめしか、だんしか、【用例】「悪かヤツやなかとばってん…あらあ、金いだめしかもん」→「悪いヤツじゃないんだけど…あいつは、お金に汚いんだ」
23 だらくさ
  【標準語】粗雑
【意味等】「だだくさ」に同じ、【用例】「ダラクサいしとうけん…大事なもんばうさかすったな」→「ずぼらにしているから…大切なものを紛失するんだぞ」
24 だらくさか
  【標準語】粗雑
【意味等】「だだくさ」に同じ、【用例】「おまやあダラクサカけん、いっちょん片づけきらんねぇ」→「おまえは自堕落だから、ちっとも片づけることができないねぇ」
25 だらくさな
  【標準語】無作法な
【意味等】粗末にする、下劣なことを、【用例】「ダラクサナ商いばしよったら、店ばつぶいてしまうばい」→「いい加減な商売をしていたら、お店を潰してしまうぞ」、
26 だらしか
  【標準語】怠い
【意味等】「だいい」に同じ、【用例】「朝からダラシカや…風邪かいな…ああ、会社い行きたむなか」→「朝からだるいよ…風邪かなあ…ああ、会社に行きたくないよ」
27 たれかぶる
  【標準語】下痢をする
【意味等】①下り腹、腹下し、緩い便を反復して排泄すること、②大小便など洩らすこと、《類義》まりかぶる、しかぶる、③やりそこない、ボロを出す、《類義》やりかぶる、【参考】「たれかぶる」こと、またその人を「たれかぶり」と言う、「たれ(便を垂れる)+かぶる(被る)」【関連】「知ったかぶりのたれかぶり」知ったかぶりをする人を馬鹿にする言い回し、【用例】「こいつくさ…学校であぽばタレカブットウと、うらんしかろうが」→「こいつね~学校でウンコを漏らしたんだよ、汚ないでしょ」
28 だんしか
  【標準語】汚い、いやらしい
【意味等】「だめしか」に同じ

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そのほかの博多・糸島弁(イラスト説明なし)

1 たあ
  【標準語】~の物は、~の事は
【意味等】~とは、~のは、【参考】あたきんタア→私の物は、今んタア→今のは、見たタア→見たのは、臭かタア→臭いのは、【用例】「ごっつおー食うタアあたき、支払うタア…ああた」→「ご馳走を食うのは私、支払うのは…あなた」、「あたきんタア、安もんタアちがあ」→私の物は、安物とは違う」
2 たあた
  【標準語】足袋(幼児語)
【意味等】足袋、靴下、【参考】「たび」の幼児語で「たーたー」や「たった」などの言い方で関東甲信越を中心に各地で使われる
3 たあら
  【標準語】俵
【意味等】俵、【参考】「たわら」の音便変化、【用例】「米たあらいな、1俵(60㎏)の米の入っとうげな」→「米俵には、1俵(60㎏)の米が入っているそうだ」
4 タアラゴ
  【標準語】ナマコ
【意味等】ナマコ、ナマコの正月ことば、【参考】棘皮動物門ナマコ綱に分類される体が細長いなどの特徴を有する一群、ナマコが俵型であることから正月の験担ぎの言葉、【同義】タアラゴ、タワラゴ
5 だい
  【標準語】波除板
【意味等】漁船の両舷に固定した防波板、【参考】漁業用語
6 たいき
  【標準語】荷引き鞍
【意味等】綱で車やソリを引かせるために牛馬の背に乗せる木製の鞍、居木の一種
7 だいくごや
  【標準語】造船場
【意味等】船大工が小型和船を作る作業施設、造船小屋、【参考】漁業用語
8 ダイコ
  【標準語】ダイコン
【意味等】大根、アブラナ科ダイコン属の越年草、【参考】野菜として広く栽培される、「ダイコ」は「ダイコン」の音変形
9 だいごう
  【標準語】もともと
【意味等】以前から、もとから、元来、そもそも、だいたい、【用例】「あの人な、ダイゴウがねんこつらしか性格やけん…うてやいなんな」→「あの人は、だいたいがしつこい性格だから…相手にしちゃだめ」、「ダイゴウお前が悪か…そえなうまか話のあるはずなかろうもん」→「そもそもお前が悪い…そんなうまい話があるはずないだろう」
10 だいしん
  【標準語】来年
【意味等】来年、【同義】だいしん、らいしん、【参考】「らいしん」は九州北部の一部で使われる、漢字で「来新」、「だいしん」は音変形、【用例】「あんたんがたの娘ごな、ライシンで20歳やろ?」→「あなたんちの娘さんは、来年で20歳でしょ?」
11 だいそく
  【標準語】薪
【意味等】薪材、燃料にする雑木、焚き木、焚き物、束にした薪、【参考】漢字で「大束」、古語で大きな束という意味で、薪の束のこともいう、【同義】だいそく、たきもん、【用例】「昔ゃあ五右衛門風呂ば、ダイソクで沸かしよったや」→「昔は五右衛門風呂を、焚き木で沸かしていたなァ」
12 タイタイ
  【標準語】タイ(幼児語)
【意味等】鯛、【参考】広くはスズキ目タイ科の魚、一般的にはタイ科のマダイを指す、【同義】タイタイ、タイタイジイジイ(どちらも幼児語)
13 タイタイジイジイ
  【標準語】タイ
【意味等】「タイタイ」に同じ
14 たいていのもん
  【標準語】ひどいヤツ
【意味等】ろくなヤツじゃない、【用例】「嘘ばっかり言うて、何でちゃ人のせい…がめつう稼いで、あらあタイテイノモンばい…うらんしか」→「嘘ばかり言って、何でも人のせい…がめつく稼いで、あいつはろくなヤツじゃないぞ…汚らわしい」
15 だいどこ
  【標準語】台所
【意味等】炊事場、台所
16 ダイロウ
  【標準語】ヤスデ
【意味等】ヤスデ、【参考】多足亜門ヤスデ綱に属する節足動物、【参考】語源は不明、全国的にはナメクジやカタツムリのことを言う地域もある
17 たう
  【標準語】届く
【意味等】長さなどが足りる、及ぶ、達する、【同義】たう、とう、【対義】たわん、とわん、(届かない)、【参考】「手のたう(手が届く)」「手のたわん(手が届かない)」、【関連】中国・四国地方から九州北部の一部で使われる、【用例】「神棚い手のタウごとなったとね…あんたもおせいなりよるねえ」→「神棚に手が届くようになったんだね…あんたも大人になっているんだねえ」
18 タウエイチゴ
  【標準語】①ナワシロイチゴ、②キイチゴ、③モミジイチゴ
【意味等】①苗代苺、②木苺、③紅葉苺、【参考】バラ科キイチゴ属に分類される植物の一種で、国内外…多くの品種がある
19 たうえうちあげ
  【標準語】早苗餐(さなぶり)、田植祭り
【意味等】田植の終わったことの祝宴・休み、荒神様に一番苗を供えて豊作を祈る神事、早苗祝い、【同義】さなぼり、たうえうちあげ、【参考】一昔前までこの時期は、JAのさなぼりツアー(パック旅行)で旅行に出かける農家が多かった
20 たうえづな
  【標準語】田植え綱
【意味等】田植えのときに苗の間隔を一定に整えるために張って使用する縄
21 タウチガネ
  【標準語】①アシハラガニ、②シオマネキ
【意味等】①芦原蟹、モクズガニ科に分類されるカニの一種(東アジアの干潟などに生息)、②潮招き、スナガニ科シオマネキ属に分類されるカニの総称(オスの片方のはさみが大きい)
22 だおけ
  【標準語】飼葉桶
【意味等】飼葉桶、牛馬の餌場の桶、食べさせる飼葉を入れる桶、馬草桶
23 ~たか
  【標準語】~したい
【意味等】~したい、【参考】「見たか(見たい)」「したか(したい)」「食いたか(たべたい)」「来たか・行きたか(行きたい)」
24 たかあがり
  【標準語】①思い上がること、②高くつくこと
【意味等】①分不相応な上座に座ること、実力以上の振る舞いをすること、②支払金額が高くつくこと(⇔安上がり)、【参考】漢字で「高上り」、【用例】「おまやあ…まっしゃまっしゃのくせい、何ばタカアガリしとうとや?」→「お前は…下っ端のくせに、何で分不相応な上座に座っているんだ?」
25 たがえ
  【標準語】輪替え、たがかえ
【意味等】桶のたが(竹の輪)を取り替えること、桶や樽を修繕すること、【同義】たがえ、わがえ
26 たがえる
  【標準語】捻挫する
【意味等】捻挫する、筋などを痛める、【参考】漢字で「違える」(古語)、一般的には「背く」「約束を破る」として使われる、【用例】「さあきから足ば引きずって歩きよるが…タガエタと?」→「さっきから足を引きずって歩いてるけど…捻挫したの?」
27 タカキビ
  【標準語】トウキビ
【意味等】モロコシ、イネ科の一年草の植物・穀物、【参考】雑穀の一種、トウモロコシではない、【関連】外来語ではコウリャン、ソルゴー、ソルガムなどと呼ばれる
28 たかざるき
  【標準語】遠出
【意味等】遠くまで遊び回ること、【参考】「たか(高→遠)+さるく(歩き回る)」の意味、【用例】「前原で飲みゃあよかとい、中洲までタカザルキしなるけん…ぜんの足らんや」→「前原で飲めばいいのに、中洲まで遠出するので…お金が足らないよ」
29 たかたかゆび
  【標準語】中指
【意味等】中指、丈高指(たけたかゆび)、【参考】「丈高指」の音変形、漢字で「高高指」とも書く、【関連】関西や中国、四国、北部九州の一部で使われる
30 たかねあぐる
  【標準語】甲高くさえずる
【意味等】小鳥が高い調子で朗らかに鳴き続ける、【参考】「たかね(高音)+あぐる(上げる)」、【用例】「今日な天気のようして…ヒバリのようタカネアグルなあ」→「今日は天気がよくて、ヒバリが盛んに甲高く鳴き続けているねえ」
31 たかのばっちょ
  【標準語】竹皮の笠
【意味等】本竹皮折ばっちょ笠、浅くて大きな竹皮の笠
【参考】
・「たかの(竹の)+ばっちょ(鉢or番匠笠)」
・頭にかぶる日よけのための竹皮で作った粗末な日笠
・農作業など屋外の活動のときにかぶる、柳川の川下りのときにかぶる笠
【同義】たかのばっちょ、たこのばっちょう、とんごうがさ、とんごがさ
【用例】「このぬくされい田い行くなら、タカノバッチョかぶらな倒るるばい」
 →「この暑さに田んぼに行くのなら、竹皮の日笠をかぶらないと倒れるよ」
32 たかばた
  【標準語】凧
【意味等】ハタ、風を利用して空に揚げる玩具、【参考】「たか(高)+はた(凧)」
33 たかもん
  【標準語】テント興行
【意味等】曲芸興行(綱渡りやはしご乗り、軽業の類)、野店のテント興行、【参考】神社や地域のお祭りなどで野営テントで開催される興行(サーカスやお化け屋敷、曲芸など)、高々と張られたテントで行われるイベントのため「高物(たかもん)」という
34 たかわな
  【標準語】樹上罠
【意味等】小鳥を捕るために木の上(5~6mくらいの高さ)に仕掛ける罠の一種
35 だぎとう
  【標準語】牛馬祈祷
【意味等】駄祈祷、7月の土用の丑の日に牛馬の無病息災を祈る、【参考】牛馬は農作業を助ける家畜、その労をねぎらって主に九州北部(福岡都市圏の各地)で行われた
36 たきもん
  【標準語】薪
【意味等】「だいそく」に同じ、【用例】「くどいくべるけん、タキモンゴヤからタキモンば持ってきて」→「竈門でくべる(燃やす)から、薪小屋から薪を持ってきて」
37 たきもんごや
  【標準語】薪小屋
【意味等】薪の保存小屋
38 たきよせ
  【標準語】漁火漁
【意味等】火を燃やして明かりで魚を誘い寄せて網で捕る漁法(漁業用語)
39 たぎる
  【標準語】沸騰する
【意味等】湯が激しく沸き立つ、沸騰すること、【参考】九州北部を中心に使われる
40 たくねかくる
  【標準語】畳みかけるように言う
【意味等】相手に話す余裕を与えず立て続けに言う、人に物を言わせず自分ばかり言う
41 たくる
  【標準語】手繰る
【意味等】綱を手とひじを利用して巻くこと、【参考】おおむね全国で使われるが、地域によって微妙に意味が異なる、【関連】その他の意味、①剥ぐ、皮をむく、②手を抜く、③ふける、④まくる、まくりあげる、⑤めくる
42 たけのぽんぽん
  【標準語】①空っぽ、②竹筒
【意味等】①中身がないこと、空ろ、②竹製の筒、【同義】たけのぽんぽん、たけんぽんぽん、たけんぽす、たけんぽつ、【参考】「ぽんぽん」は空洞の音、【用例】「タケノポンポンい酒ば入れて、焚火で燗ばつけたら…竹の香りしてんまかよ」→「竹筒に酒を入れて、焚火で燗をつけたら…竹の香りがして旨いよ」
43 たける
  【標準語】叫ぶ
【意味等】①大きな声を出して言う、叫ぶ、②呻吟(しんぎん)する、うめく、③叱る、④獣類のさかりがつく、荒々しく吠える、【参考】漢字で書けば「哮る」
44 だけん
  【標準語】だから
【意味等】であるから、だからして、【同義】だけん、やけん、【参考】(接続詞)だから、【用例】「ダケン、なん?文句でものあると?」→「だから、何?文句でもあるの?」、「ダケン…ちゃんとメモばしときないって、いいよっつろうが」→「それだから…ちゃんとメモをしておくようにと、言っていたでしょうが」
45 たけんぽす
  【標準語】竹筒
【意味等】「たけのぽんぽん」に同じ
46 たけんぽすつけ
  【標準語】竹筒でのウナギ捕り
【意味等】竹筒漬け、【参考】ウナギを捕まえるために川に竹筒(罠)を仕掛けること
47 たけんぽつ
  【標準語】竹筒
【意味等】「たけのぽんぽん」に同じ
48 たけんぽつつけ
  【標準語】竹筒でのウナギ捕り
【意味等】「たけんぽすつけ」に同じ
49 たけんぽんぽん
  【標準語】竹筒
【意味等】「たけのぽんぽん」に同じ
50 たご
  【標準語】担い桶
【意味等】水や糞尿などを入れて天秤棒で担って運ぶ桶、担い桶、肥桶、【参考】綱をつけた木製筒形の容器、板材を縦に並べ合わせて底をつけタガで全体を締めた桶
51 たこのばっちょう
  【標準語】竹皮の笠
【意味等】「たかのばっちょ」に同じ
52 ダゴバチ
  【標準語】スズメバチ
【意味等】スズメバチ、ハチ目スズメバチ科スズメバチ亜科スズメバチ属昆虫の一種、【参考】カブトムシやクワガタムシ取りの際に一緒にいる大きなハチ、攻撃的で毒性も強い、ミツバチの巣などを襲うことがある、【用例】「好か~ん、軒下いダゴバチの巣ば作っとう…えずかー」→「嫌だ~、軒下にスズメバチが巣を作っている…怖いよー」
53 たこまめ
  【標準語】先尖唐鍬
【意味等】唐鍬の先が三角形になっている鍬の一種、【同義】くれこまめ、たこまめ、【参考】唐鋤で鋤起こした土塊を小さく崩すときに使う、「塊細め」「田細め」のこと
54 だざいふさん
  【標準語】太宰府天満宮
【意味等】大宰府天満宮、【参考】福岡では親しみを込めて「大宰府さん」と呼ぶ
55 たし
  【標準語】左
【意味等】牛馬などに対して左に進めと指示する掛け声(農業用語)、【同義】さし、たし、たしたし
56 たしたし
  【標準語】左
【意味等】「たし」に同じ
57 だしだし
  【標準語】割り勘
【意味等】費用を分担して実費を負担すること、【参考】かかった費用を各自が均等負担してそれぞれが金品を出し合うこと、【同義】だしだし、てだし、【用例】「すまん、今日な財布ば忘れてぜんのなかけん…ダシダシでたのうどくけん」→「すまん、今日は財布を忘れてお金がないので、割り勘でお願いします」
58 たしなむ
  【標準語】蓄える、大切にする
【意味等】①将来に備えて取っておく、貯める、保つ、②大切にする、好んで親しむ、③惜しむ、④慎しむ、後回しにする、【参考】古語の「嗜む(たしなむ)」から出る、【用例】「かかさんの振袖ばってん、タシナミのよかけん…娘が成人式い着なったと」→「お母さんの振袖だけど、大切に保存してあったので…娘が成人式に着たんだよ」
59 タズ
  【標準語】ドクガ
【意味等】毒蛾、チョウ目ドクガ科に分類されるガおよびその総称、【参考】幼虫に毒針毛があり成虫になっても体に付着、触れると赤く腫れあがりかぶれる
60 たず
  【標準語】帯状疱疹
【意味等】水痘・帯状疱疹ウイルスの感染による皮膚病、【参考】赤い皮疹や水疱などの皮膚症状と痛みの症状があり、ひどい場合は入院が必要になる
61 たすき
  【標準語】田の耕起
【意味等】田耕、【参考】昔は牛馬に唐鋤(犁)を引かせ、現在はトラクターで耕起
62 タズノキ
  【標準語】ニワトコ
【意味等】接骨木、ニワトコ、スイカズラ科ニワトコ属の落葉低木または小高木、【参考】万葉集では「ヤマタズ」として出てくる、薬草にもなる
63 だだかけ
  【標準語】ひた走り
【意味等】韋駄天走り、【同義】だだかけ、だだばしり、【参考】漢字で書けば「直駆け」or「直走り」、「だだ(直:ひたすら)+かけ(駆ける)or走り(走り)」、【用例】「目玉商品ば目指いて、開店したら20人ぐらいが…ダダバシリで売場い来なった」→「目玉商品を目指して、開店したら20人くらいが…ひた走って売場に来たんだ」
64 たたきそこなう
  【標準語】やりそこなう
【意味等】しそんじる、失敗する、【参考】「石橋をたたき損じる(慎重にしたのに失敗した)」の意、「たたく+そこなう」、【類義】~そこなう。~そこまちがう
65 だだばしり
  【標準語】ひた走り
【意味等】「だだかけ」に同じ
66 ただもと
  【標準語】一層、次第に
【意味等】だんだんと、更に一段と(前より程度が増す)、【同義】ただもと、ただむね、ただもにい、【用例】「この病気な治療方法のなかげな、タダモト…悪うなって死ぬげな」→「この病気は治療方法がないそうだ、だんだんと…悪くなって死ぬそうだ」
67 ただんとき
  【標準語】平日
【意味等】平日、土日や祝日以外の日、【参考】「ただの(通常の)+とき(時)」、【用例】「住民票なタダントキしか取られんけん…仕事ば休うで役所い行かなあいかん」→「住民票は平日しか取れないから…仕事を休んで役所に行かなくちゃいけない」
68 たちぐらみ
  【標準語】めまい
【意味等】目が眩むこと、めくるめくこと、脳貧血、【用例】「タチクラミのして具合の悪かけん…早退さしちゃり」→「目眩がして体調が悪いので…早退させてください」
69 タチワケ
  【標準語】ナタマメ
【意味等】ナタマメ、マメ亜科の蔓性の一年草、【同義】タチワケ、タッチャキマメ
70 たつ
  【標準語】①体質、②始まる、③崖崩れ、④刺さる
【意味等】①身体の性質、たち、《用例》「太りやすかタツ」→「太りやすい体質」、②開始する、開く、《用例》「いつからタツと?」→「いつから始まるの?」、③崖が崩れ落ちる、《用例》「大雨でタツのうっとる」→「大雨で崖が崩れている」、④先の尖ったものが突き立つ、《用例》「喉いいがのタッタ」→「喉に小骨が刺さった」
71 だつかい
  【標準語】牛馬耕
【意味等】牛馬を使って農耕作業をすること、【参考】「駄(牛馬)+使い」
72 たっこみめし
  【標準語】かてめし
【意味等】糅飯、米に具を混ぜてたいた飯、【参考】かさ増しするためイモや雑穀を混ぜて炊いた飯、五目飯などの炊き込みご飯とは違う
73 たっしゃもん
  【標準語】達者者
【意味等】①世渡り上手な人、悪知恵の働く人、②元気な(高齢)者、【参考】「達者(したたか・元気)+者」、【用例】「あの人ア、タッシャモンやけん…よかごとされなんなよ」→「あの人は、世渡り上手な人だから…いいように使われるなよ」、「あっちの爺さんなタッシャモンやもん…あの歳で町長選に立ちなるげな」→「あちらのお爺さんは元気者だなあ…あの歳で町長選に立候補するそうだよ」
74 たっちゃあ
  【標準語】たとて
【意味等】~としても、~しても、~たって、【参考】動詞の連用形について仮定の逆接を示す、【用例】「そえん言うタッチャア、でけんもんなでけん」→「そんなに言っても、できないものはできない」、「見タッチャアわからん」→「見てもわからない」
75 タッチャキマメ
  【標準語】ナタマメ
【意味等】「タチワケ」に同じ
76 たつのうつ
  【標準語】崖崩れが起こる
【意味等】崖が崩れる、【参考】「たつ(崖崩れ)+うつ(発生する」、【用例】「大雨で下い降りるの道のくえかけよったが、タツノウッテ通られんごとなっとるばい」→「大雨で下に降りる道が崩れかけていたけれど、崖が崩れて通れなくなっているよ」
77 たつみばや
  【標準語】南東の強風
【意味等】夏に「辰巳(東南)」の方角から吹いてくる「はや(南風)」のこと
78 たて
  【標準語】水押し(みよし)
【意味等】へさき、船首、和船の先にある波を切る板(漁業用語)
79 たてがんぎ
  【標準語】雁木播きの播種溝
【意味等】畝を縦に割るように…畝の長辺に対して一定間隔で畝と直角に条をつけた種を播くための溝
80 たてなわ
  【標準語】たて釣り
【意味等】縦縄釣、海底魚を釣る方法のひとつ、【参考】サビキの仕掛けを大きくしたような漁具で糸の一番下にオモリをつけ、途中に枝糸をつけて針をつなぐ釣り方
81 だてぼ
  【標準語】雑用籠
【意味等】漁船で種々の用途に使用する竹かご(漁業用語)、【参考】「駄(粗末な)+てぼ(籠)」
82 たな
  【標準語】ですよ
【意味等】です、である、【参考】文末につけて軽い感動を示す言葉、【用例】「面白かけん、見ようったな」→「面白いから、見ているんですよ」
83 たないた
  【標準語】舷側板
【意味等】和船の船端を形作る板、船の横板(漁業用語)、【参考】漢字で「棚板」
84 たなおろし
  【標準語】種おろし
【意味等】種まき、田畑に作物の種をまくこと、農事の始まり
85 タニガネ
  【標準語】サワガニ
【意味等】沢蟹、エビ目(十脚目)カニ下目サワガニ科に分類されるカニの一種
86 たねかぶら
  【標準語】種イモ
【意味等】種イモ用の大きなイモ
87 たのうどく
  【標準語】頼んでおきます
【意味等】頼んでおきます、依頼するときの言葉、【用例】「このミッションな、ああたたちの頑張りい掛かっとうっちゃけん、みんな…タノウドクばい」→「このミッションは、あなたたちの頑張りに掛かっているんだから、みんな…頼みますよ」
88 たのくさおし
  【標準語】田の草取り器、またその作業
【意味等】①田の草取り作業に使用する農具、竹・木製で鉄の爪を生やしたもので、押したり引いたりして使う、②除草器を使って田の雑草を取る作業、【同義】おいたりひいたり、おしたくり、たのくさおし
89 タノキ
  【標準語】タヌキ
【意味等】狸、哺乳綱食肉目イヌ科タヌキ属に分類される食肉類
90 だのはみ
  【標準語】牛馬の飼料
【意味等】牛や馬の食物、【参考】「駄(牛馬)+はみ(食む物)」
91 だのみず
  【標準語】牛馬の飲料水
【意味等】牛や馬の飲み水、【参考】「駄(牛馬)+水」
92 たのんます
  【標準語】頼みます
【意味等】お願いします、依頼するときの言葉、【用例】「タノンマス、ぜんば貸しちゃんなっせえ」→「お願いします、お金を貸してください」
93 たばき
  【標準語】猫の嘔吐物
【意味等】猫の反吐、【用例】「タバキな…毛づくろいで飲ん込んだ毛ば、草食うて吐いたもん」→「猫の反吐は、毛づくろいで飲み込んだ毛を、草を食べて吐いたもの」
94 たばこ
  【標準語】休憩
【意味等】一時休むこと、休息、【参考】タバコを吸うくらいの休憩、タバコ休憩、一服すること、【用例】「作業も一息ついたけん…ちょっとタバコいしまっしょうか?」→「作業も一息ついたので…ちょっと休憩をとりましょうか?」
95 たびのひと
  【標準語】よその人
【意味等】地元に住んでいない人、遠くかけ離れた所の人、遠方から来た人、【用例】「タビノヒトいな、氏神様のしきたりやら…わかりめえや」→「よその人には、氏神様のしきたりなんて…わからないだろう」
96 たぶ
  【標準語】たも、玉網
【意味等】たも網、魚をすくう網、【参考】釣りなどで使う、柄がついた小型のすくい網、【用例】「おきなか鯛やけん…わがで上げきりめ、たぶですくうちゃろうか?」→「大きな鯛だから…一人では釣り上げられないだろ、たも網ですくってあげようか?」
97 だぶ
  【標準語】郷土料理のすまし汁
【意味等】小さく刻んだ具材が入ったとろみのある汁、【同義】だぶ、らぶ、【参考】昔から行事食として作られてきた九州北部の郷土料理、煮くずれしにくい根菜類を中心とした汁もの、「ざぶざぶ」していることから「だぶ」となった、【参考】祝い事では鶏肉を入れ、仏事では具を小さく刻んで食べられる
98 たぼ
  【標準語】たも、玉網
【意味等】「たぼ」に同じ
99 たまとる
  【標準語】ネコがじゃれること
【意味等】ネコがじゃれて遊ぶこと、【参考】ネコが毛玉などをとって遊ぶことから、【用例】「愛らっさ…ネコのタマトリよる」→「可愛い…ネコがじゃれている」
100 たまにゃあ
  【標準語】たまには
【意味等】時々は、【用例】「たまにゃあ…あすびいき」→「時々は…遊びにおいで」
101 たまらんごとなる
  【標準語】辛抱できなくなる
【意味等】どうしようもできなくなる、耐えられなくなり、【用例】「たまーい…夜中いラーメンば食いとうして…タマランゴトナルこと、なか?」→「たまに…夜中にラーメンを食べたくて…耐えられなくなること、ないかい?」
102 たまわり
  【標準語】田んぼの見回り
【意味等】田の状況確認のために見回ること、【参考】水管理や災害時の被害防止・確認のため水田の圃場を見て回ること、【用例】「大雨いなるげなけん、タマワリしてこう」→「大雨になるそうだから、田んぼの状況確認に行ってこよう」
103 ~たむない
  【標準語】~たくない
【意味等】~たくない、【参考】「見たむない」は「見たくない」転じて「みっともない」、【関連】「~たむながる」→「~たくながる」、《用例》「薬の苦か言うて、飲みたむながると」→「薬が苦いと言って、薬を飲みたくながるんだ」、【用例】「今日な…学校い行きたむなかや~」→「今日は…学校に行きたくないよ~」
104 ダラ
  【標準語】タラノキ
【意味等】楤木、ウコギ科の落葉低木、【参考】新芽(タラの芽)は食用になる
105 だら
  【標準語】とか
【意味等】とか、【参考】語句を引用して軽い疑いがある気持を示す言い方、【同義】だら、てろん、【用例】「気功士だら何だらいう人の、ああたば尋ねて来よんなったばい」→「気功士とか何とかいう人が、あなたを尋ねて来ていたよ」
106 だる
  【標準語】たるむ
【意味等】①弛む、ぴんと張っていたものが緩む、②くたびれる、疲労する、【用例】「万国旗の紐のダッテ、みたむなか」→「万国旗の紐がたるんで、みっともない」
107 ~たれ
  【標準語】~野郎
【意味等】罵倒の接尾語、【類義】~たん、~ちん、【用例】馬鹿たれ、はなたれ、あぽたれ
108 だれっちゃ
  【標準語】だれもが
【意味等】誰といって、【用例】「よう解っきったなぁ…ダレッチャ解っきらんごたあ難しか問題やが」→「よく解けたなあ…だれもが解けないような難しい問題なんだよ」
109 ~たん
  【標準語】~ちゃん
【意味等】軽い戒めの接尾語、【同義】たん、ちん、【類義】たれ、【参考】子どもの失敗に対して軽い戒めを含んで使用する、【用例】馬鹿たん、アホたん
110 だれてろさん
  【標準語】誰かさん
【意味等】だてかさん、不定称、【参考】その人とはっきり特定できない人に対して使う、【用例】「ほら…郵便局の武田鉄矢い似たダレテロサン…さっきラーメン食いよんなったよ」→「ほら…郵便局の武田鉄矢い似た誰かさん、さっきラーメン食ってたよ」
111 たんぎりまい
  【標準語】七転八倒
【意味等】激痛にのたうち回って苦しみもだえること、【類義】たんころび:腹痛で転げまわること、【用例】「尿道結石な、タンギリマイしょうごと痛かげなぜ」→「尿道結石は、七転八倒しそうになるほど痛いらしいよ」
112 たんころび
  【標準語】のた打ち回る
【意味等】腹痛に耐えられず転げ回ること、【類義】タンギリマイ、【用例】「何か悪うなったとば食うとんなあごたって、えらい吐いて…タンコロビしよんなった」→「何か傷んだ物を食べてしまったようで、ひどく吐いて…のた打ち回っていたよ」
113 たんざくとり
  【標準語】短冊取り(子どもの健康と成長を願う行事)
【意味等】八朔の祝い、誕生祝いの行事、【参考】男の子が生まれた家で八朔(旧暦の8月1日(9月1日頃))に青竹にさげもん(短冊や玩具、菓子など)をつるして門口に立てる。さげもんは近所の親戚に配り、残りは近所の子どもたちに奪い合ってもらう
114 だんだらがゆ
  【標準語】小豆粥
【意味等】小豆粥に餅を入れたもの、【参考】正月15日に1年間の無病息災を願い食べる、平安時代に中国から伝わった風習で、九州北部を中心に今も伝わっている
115 たんたん
  【標準語】日本酒(幼児語)
【意味等】清酒、どぶろく、【用例】「ああたの父ちゃんな、タンタン飲うで赤うなっとんなあが…」→「あんたのお父さんは、日本酒を飲んで赤くなっているよ・・」
116 だんだん
  【標準語】ありがとう
【意味等】①おおきに、ありがとう、②いつもいつも、いろいろ、【参考】感謝して礼を言うときのことば、漢字で「段段」重ね重ねと言う意味、【同義】だんだん、らんらん、【用例】「ダンダンにお世話いなります」→「いつもいつもお世話になります」、「何やらかんやら…もろうて、ダンダン」→「何やかや…いただいて、ありがとう」
117 ~たんなあ
  【標準語】~たならば
【意味等】~ならば、仮定の意味を表わす、【同義】たんなあ、たんだあ、【用例】「刺身ば食うタンナア清酒ば飲みとうなるし…枝豆ば食うタンダアビールの欲しゅうなる」→「刺身を食ったら清酒を飲みたくなるし、枝豆を食ったらビールが欲しくなる」
118 たんねる
  【標準語】尋ねる、訪ねる
【意味等】尋ねる、訪問する、【用例】「ちょっとタンネマスが…どこさい行きようとらすな?」→「ちょっとお尋ねしますが…どこに行っているんですか?」、「相談のあるけん、今晩タンネテよか?」→「相談があるので、今晩お訪ねしていいですか?」
119 たんびたんび
  【標準語】度々
【意味等】たびたび、いつもいつも、【用例】「うちの馬鹿犬の、タンビタンビイお騒がしして…すっません」→「うちの馬鹿犬が、たびたびお騒がせして…すみません」
120 タンポコ
  【標準語】タンポポ
【意味等】タンポポ、キク科タンポポ属の植物の総称、【同義】タンポコ、タンボボ
121 タンボボ
  【標準語】タンポポ
【意味等】「タンポコ」に同じ


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