「そ(ソ)」の博多・糸島弁
イラストで説明
1 | そう |
【標準語】そんなに 【意味等】そんなに、物事の程度や状態のありのままの様子、【同義】そう、そえん、そげえん、そげん、【用例】「ソウ…はらかきなんな」→「そんなに…怒るなよ」、「ソゲエン…大きなかと?」→「そんなに…大きいの?」、「ソゲン…ひどう言いなすな」→「そんなに…ひどく言わないでよ」 |
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2 | そうぞうと |
【標準語】さっぱりと 【意味等】「こそうぞう」に同じ |
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3 | ぞうたん |
【標準語】冗談 【意味等】①無駄話、無駄口、雑談、②ふざけた話、たわむれ話、まともじゃない話、【参考】「ぞうたん」は古語で雑談のこと、福岡、佐賀、長崎を中心に北部九州で使われる、【関連】ぞうたんのきかん→冗談が通じない、ぞうたんのごと→そんな馬鹿な、【用例】「いっつもゾウタンのごたることばっかし言いよんなるが…大丈夫な?あの社長な」→「いつも冗談のようなことばかり言ってるけど…大丈夫なの?あの社長は」 |
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4 | ぞうたんのきかん |
【標準語】冗談が通じない、融通が利かない 【意味等】馬鹿正直、几帳面、厳格、【用例】「あの人なゾウタンノキカンけん、あんまとすかん」→「あの人は厳格やけん(冗談か聞かないので)あまり好きじゃない」 |
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5 | ぞうたんのごと |
【標準語】そんな馬鹿な、冗談じゃない 【意味等】途方もない、意外だ、けしからん、馬鹿らしい、【用例】「パチンコいいたらゾウタンノゴト出たばい」→「パチンコに行ったら、途方もなく出たよ」 |
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6 | そうつく |
【標準語】歩き回る 【意味等】①歩き回る、ほうぼうを歩く、うろつく、ぶらぶら歩く、「さるく」に同じ、《用例》「せっかく旅行い来たけん、宿の周りばソウツイテこう」→「せっかく旅行に来たから、宿の周囲を散策してこよう」、②出没する |
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7 | ぞうのきりわく |
【標準語】腹が立つ、はらわたが煮えくり返る 【意味等】怒り心頭に発する、憤怒する、癪に障ってムカムカする、激怒する、恨む、【解説】「ぞう(臓):はらわた」が「きり(切り):キリキリ」と「わく(湧く):煮えくり返る」という意味、【参考】(怒りMIN)はがいか < ぐらぐらこく < はらかく < ぞうのきりわく(怒りMAX) 、【関連】「ぞう」は内臓・臓腑のことで「ぞうばた」や「ぞうわた」という、【同義】ぞうのきりわく、ぞうのわく、【用例】「俺の大事いしとったフィギア―ば、そうよう売っとんなあと…ほんにゾウノキルワク」→「俺が大事にしていたフィギアーを、すべて売られてしまった…本当に腹が立つ」 |
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8 | ぞうのわく |
【標準語】腹が立つ、はらわたが煮えくり返る 【意味等】「ぞうのきりわく」に同じ |
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9 | ぞうばた |
【標準語】臓腑 【意味等】人間を含む脊椎動物の内臓の総称、臓腑、【参考】漢字で「臓端」…内臓の部分・部位の意、【同義】ぞうばた、ぞうわた、【用例】「知っとう?もつ鍋のホルモンな…牛のゾウバタやが」→「知ってる・もつ鍋のホルモンは…牛の臓腑なんだよ」 |
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10 | ぞうわた |
【標準語】臓腑 【意味等】「ぞうばた」に同じ |
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11 | そえん |
【標準語】そんなに 【意味等】「そう」に同じ |
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12 | そげえん |
【標準語】そんなに 【意味等】「そう」に同じ |
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13 | そげん |
【標準語】そんなに 【意味等】「そう」に同じ |
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14 | ぞごぞご |
【標準語】ぞくぞく 【意味等】寒気がする様、身震いする様、【参考】寒さや恐怖、不快などのために身体が震える状態を表わす、【関連】ぞごぞごする:悪寒が走る、恐怖などで身震いする、【用例】「今日な、ゾゴゾゴしょうごと寒か」→「今日は、身震いしそうなほど寒い」 |
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15 | ぞごぞごする |
【標準語】ぞくぞくする 【意味等】悪寒が走る、恐怖などで身震いする、【用例】「さいぜんから熱っぽうしてゾゴゾゴスルが、どうも…風邪ばひきかけようごたあ」→「さっきから熱っぽくて悪寒がするんだけど、どうやら…風邪をひきかけているようだ」 |
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16 | ~そこのう |
【標準語】仕損じる、しそこなう、間違える 【意味等】しくじる、失敗する、【参考】動詞に接続してその行為をやりそこなうことを表す、【同義】~そこのう、~そこ間違う、~そざす、【用例】「宛名ば書きソコノウタけん、修正液ば貸いちゃらん」→「宛名を書き損じたので、修正液を貸してちょうだい」 |
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17 | ~そこまちがう |
【標準語】仕損じる、しそこなう、間違える 【意味等】「そこのう」に同じ、【用例】「宛名ば書きソコマチゴウタけん、修正液ば貸いちゃらん」→「宛名を書き損じたので、修正液を貸してちょうだい」 |
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18 | そざす |
【標準語】誤る、壊す 【意味等】 1)「誤る」のそざす 《意味》「そこのう」に同じ 《参考》「動詞+そざす」といった使い方をする 《同義》~そこのう、~そこ間違う、~そざす 《用例》「書きソザス」→「書き損じる」 2)「壊す」のそざす 《意味》壊す、駄目にする、狂わせる、破る 《参考》 ・壊れるや駄目になる、狂う、破れるは「そずる・そぜる」 ・壊れたや駄目になった、狂った、破ったは「そぜた」 《用例》「ソザイたら弁償やけんね」→「壊したら弁償だからね」 【参考】語源は古語「損ざす(損ずる、傷める)」、国内で広く使われる方言 【関連】「そざす」を使った言葉:「ひきそざす」 《意味》誘って悪仲間に加えること、真面目な人を不良仲間に引き入れること 《参考》ひき(引き込む)+そざす(駄目にする)→悪への誘惑 《用例》「娘ばヒキソザシなんな」→「娘を誘惑しないで」 |
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19 | そずる |
【標準語】壊れる、破れる 【意味等】壊れる、破れる、故障する、狂う、【参考】身体や機械などの一部に異常が起こって働きがそこなわれること、【同義】そずる、そぜる、【用例】「精密機器やけん、ちょっと揺らいただけでソズルことのあるけん」→「精密機器だから、ちょっと揺らしただけで故障することがあるから」 |
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20 | そぜる |
【標準語】壊れる、破れる 【意味等】「そずる」に同じ |
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21 | そぜた |
【標準語】壊れた、破れた 【意味等】壊れた、破れた、故障した、狂った、【用例】「近くい雷の落てて、テレビやらの電化製品のそぜた」→「近くに雷が落ちて、テレビなどの電化製品が壊れた」 |
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22 | そぜとう |
【標準語】壊れている、破れている 【意味等】壊れている、破れている、故障している、狂っている、【用例】「おかあしかと思うとったら、時計のソゼトウ」→「おかしいと思ったら、時計が狂っている」 |
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23 | そびきこむ |
【標準語】引き込む 【意味等】強引に引き入れる、引きずり込む、誘い込む、【参考】そびく(引きずる)+こむ(込む、入れる)、【用例】「中洲ば歩きよったら、若っか姉ちゃんにソビキコマレテ…気のついたらえらいがしこの額ば…払わされっしもうた」→「中洲を歩いていたら、若いお姉さんに誘い込まれて…気がついたら大層な額を…払わされてしまった」 |
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24 | そびきだす |
【標準語】引き出す 【意味等】強引に外に引き出す、外に引きずり出す、【参考】そびく(引きずる)+出す、【用例】「兄ちゃんな、まーだ寝とうと?布団からソビキダイテ…起こいちゃり」→「兄さんは、まだ寝てるの?布団から引きずり出して…起こしてちょうだい」 |
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25 | ぞびく |
【標準語】引っ張る、引きずる 【意味等】しょっぴく、強引に引っ張る、引きずる、誘う 【参考】古語の「誘く(ぞびく)」が語源、文字どおり「誘う、引っ張る」の意 【同義】さびく、そびく 【関連】「ぞろびく」:ずり下がったズボンなどを、引きずって歩くこと 【用例】「運動会の騎馬戦で、ソビキ倒されて…腕の骨ば折っとんなるげな」 →「運動会の騎馬戦で、引きずり倒されて…腕の骨を折ってしまったらしい」 |
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26 | ぞろびく |
【標準語】引きずって歩く 【意味等】衣服などを引きずって歩く、裾などが長過ぎて地面を引きずって移動する、【参考】「ぞびく」の変化形、だらしない様子を表す、【類義】「ずんだれる」:服がずり落ちる、だらしない様子、【用例】「何や、おまやあ…ずんだれて、ズボンばゾロビキよろうが…しゃんとせんや、親な泣きよんなあぜ」→「何だ、お前は…服がずり落ちて、ズボンを引きずってるだろ…ちゃんとしろ、親は泣いているよ」 |
そのほかの博多・糸島弁(イラスト説明なし)
1 | そうくさ |
【標準語】そのとおりだ 【意味等】そうだよ、そうだ、【参考】物事の状況を認知した言い方、【同義】そうくさ、そうたい、【用例】「そうくさ、ああたが悪か」→「そうだよ。あんたが悪い」、「そうたい、冷蔵庫いビールの冷えとう」→「そうだ、冷蔵庫にビールが冷えてる」 |
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2 | そうしたぎんたい |
【標準語】そのようにしたならば 【意味等】そのときには、そのようにしたら、【参考】事前に行動や事象を仮定し、それを実施、または発生した場合の結果、及びそれを受けて次に行うべき行為などを示すときに使う、【同義】そうしたぎんたい、そうしたんたい |
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3 | そうしたんたい |
【標準語】そのようにしたならば 【意味等】「そうしたぎんたい」に同じ |
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4 | そうしゃい |
【標準語】そのようにしなさい 【意味等】そうしなさい、【参考】別の言い回し…そげんしんしゃい、そえんしない、【用例】「あんたが…それでよかと思うとうとなら、ソウシャイ」→「あなたが…それでいいと思っているのなら、そのようにしなさい」 |
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5 | そうすりゃ |
【標準語】そのようにすれば 【意味等】そうすれば、【用例】「ああたが…よかと思うとうとなら、ソウスリャよかたい」→「あなたが…いいと思っているのなら、そのようにすればいいでしょ」 |
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6 | そうたい |
【標準語】①そのとおりだ、②そうだ 【意味等】①そうですね、②そうだ、【用例】「ソウタイ、ああたの言うとおり」→「そうですね、あなたが言うとおり」、「ソウタイ、ああたが消防団の班長いなったが…いっちよか」→「そうだ、あなたが消防団の班長になるのが…最適ですよ」 |
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7 | そうなか |
【標準語】相当な 【意味等】かなり、相当な程度であること、【用例】「あんたんがたの息子の悪そうな、ソウナカもんばい」→「君んちの息子の腕白ぶりは、相当なもんだよ」 |
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8 | そうに |
【標準語】相当 【意味等】随分、非常に、なかなか、【用例】「なんや…あいつぁー、ソウニ威張ったもの言いばして…」→「なんだ…あいつは、随分に威張ったものの言い方をして…」 |
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9 | そうにい |
【標準語】そっちの方に 【意味等】そちらへ、その方向に、そっちに、【同義】そうにい、そっつぁい、そっつぁん、【用例】「ソウニイいたら、駅前通りい出ますばな」→「そちらの方に行ったら、駅前通りに出ますよ」 |
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10 | ソウハギ |
【標準語】ミソハギ 【意味等】ミソハギ、バラ属フトモモ目ミソハギ科の多年草、【参考】盆花としてよく使われ、盆花や精霊花などとも呼ばれる |
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11 | そうばってん |
【標準語】そうは言っても 【意味等】そうであるが、そうだが、【参考】相手の意見をいったん肯定した上で反論をする場合に使う、実際とは違う結果が起こるという意を表わす、【用例】「ああたの言うこたあ正しか、ソウバッテン…そら理想ばい、解決なせんばな」→「あなたが言うことは正しい、そうではあるが…それは理想だよ、解決はしないよ」 |
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12 | そうほんや |
【標準語】総本家 【意味等】一門・一族の大元の家、数多くの分家に分かれた元の家 |
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13 | ソウメンナバ |
【標準語】フサヒメホウキタケ 【意味等】フサヒメホウキタケ、ベニタケ目マツカサタケ科フサヒメホウキタケ属のキノコ、【参考】無毒であり食用になるが、若干の辛みがあるが、あまり美味しくない |
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14 | そうやけん |
【標準語】そうだから 【意味等】それだから、そうであるから、そういう訳で、【参考】前文を受けて話を展開、または結論付ける言い回し、【同義】そうやけん、それやけん、やけん、だけん、【用例】「くらすみでゲームばしよろ…ソウヤケン目の悪うなるったな」→「暗がりでゲームをしてるでしょ…そうだから目が悪くなるんだよ」 |
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15 | そうよう |
【標準語】①すべて、②そのとおりです 【意味等】①全部、みんな、ことごとく、残らず、ごっそり、《用例》「米ば1升…炊いとったが、まさか…あんたひとんでソウヨウ食うたと?」→「米を一升…炊いてたけど、まさか…あんた一人でみんな食ったの?」、②同意する、《参考》肯定の女言葉 |
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16 | ぞうよう |
【標準語】費用 【意味等】何かをするために使う金銭、費用、【参考】雑費用の意味の「雑用(ぞうよう)」が語源、【用例】「ゾウヨウのいり過ぎよう…かんじょうせなあ大赤字ばい」→「費用がかかり過ぎている…節約しないと大赤字だよ」 |
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17 | そうら |
【標準語】①たわし、②ささら、③ソーダ 【意味等】①束子、《参考》シュロの毛を束ねた清掃用具、②ささら、《参考》竹の先を細く割った食器などの洗浄用具、③ソーダ水、《参考》炭酸の入った清涼飲料 |
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18 | そうらしか |
【標準語】騒がしい 【意味等】静かでない、風雨などの音がうるさい、【用例】「なんか今日な…風の強うしてソウラシカね」→「なんだか今日は…風が強くて静かじゃないね」 |
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19 | そうらすな |
【標準語】そうですか 【意味等】さようですか、【用例】「ソウラスナ、やっぱあ…のうならっしゃったとですな」→「そうですか、やっぱり…亡くなられたのですね」 |
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20 | ゾウリムシ |
【標準語】ワラジムシ、ダンゴムシ 【意味等】陸生のワラジムシ、【参考】軟甲綱ワラジムシ目ワラジムシ亜目ワラジムシ科に属する陸生の昆虫、種類が多く刺激を受けると体を丸める種類がダンゴムシ |
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21 | そがしこ |
【標準語】それくらい 【意味等】そんくらい、それだけ、その程度、そんなに、【参考】「しこ」は「しこたま」というように、沢山やおびただしいの意味もある、【用例】「お菓子ばソガシコください」→「お菓子をそれだけください」、【同義】そがしこ、それしこ、そんしこ、【類義】(あがしこ、あれしこ、あんしこ)→あれだけ、(こがしこ、こがっさ、これしき、これしこ)→これだけ、(どがしこ、どれしこ、どんしこ)→どれだけ |
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22 | そがりぼう |
【標準語】両方の先端が尖った担い棒 【意味等】両端に藁束などを突き刺して担いで運ぶ棒 【同義】そがりぼう、そぎぼう、とんがりぼう、やまこう 【類義】いない棒(棒の両端に桶などの荷物をかけて担いで運ぶ棒) 【参考】尖り棒:両端を削いで尖らせた棒 |
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23 | そぎ |
【標準語】①ふき板、②削る道具 【意味等】①屋根をふく薄板、屋根板、②小刀、《参考》刃物などの削って尖らせる道具、《関連》「鉛筆削ぎ」など削る対象に「~そぎ」をつけた使い方をする、《用例》「芯の折れたとばってん、だれか鉛筆ソギば持っとらん?」→「芯が折れたんだけど、どなたか鉛筆削りを持っていませんか?」 |
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24 | そぎぼう |
【標準語】両方の先端が尖った担い棒 【意味等】「そがりぼう」に同じ |
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25 | そぎる |
【標準語】尖らせる 【意味等】尖るように削る、先を鋭くする、斜めに鋭く切る、【同義】そぎる、そぐ、【参考】古語の「削ぎる」:削る、砥ぐなどの意、【用例】「細か線な、鉛筆の芯ば…よおとソギラナア引かれん」→「細い線は、鉛筆の芯を…よく尖らせないと引けない」 |
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26 | そぐ |
【標準語】尖らせる 【意味等】「そぎる」に同じ |
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27 | そくと |
【標準語】直ちに 【意味等】即座に、すぐに、【参考】漢字では「即と」、【用例】「気のついたら…ソクト対応せな、出世せんばい」→「気がついたら即座に対応しないと、出世しないよ」 |
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28 | そけ |
【標準語】そこ 【意味等】その場所、【参考】場所を示す指示代名詞、【用例】「なんば探しようと?老眼鏡なら、ソケあるばい」→「何を探しているの?老眼鏡なら、そこにあるよ」 |
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29 | そげな |
【標準語】①そのような、②つまらない 【意味等】①そんな、②粗末な、【参考】否定系の語彙が続く場合が多く「取るに足らない」や「価値がない」などの意もある→「そげなかもん」は「そのようなもの」の意味だが「そのようなつまらないもの」を意味する、【同義】そげな、そげなか、そげんか、【用例】「ソゲナふうに言いなんな」→「そんなふうに言うなよ」、「ソゲナもんな食わんぜ」→「そんな粗末なものは食わないよ」 |
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30 | そげなか |
【標準語】①そのような、②つまらない 【意味等】「そげな」に同じ |
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31 | そげんか |
【標準語】①そのような、②つまらない 【意味等】「そげな」に同じ |
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32 | そげんかもん |
【標準語】①そのようなもの、②つまらないもの 【意味等】①そんなもの、つまらんもの、【用例】「ソゲンカモンに、仕事やら任せられん」→「そんなつまらんヤツに、仕事なんか任せられない」、「ソゲンカモンば…なして買うたと?」→「そんなつまらないものを…どうして買ったの?」 |
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33 | そこい |
【標準語】飯粒の糊 【意味等】飯粒を練りつぶして作った粘りけの強い糊、そくい、【同義】そこい、そっくい、【参考】古語の「続飯(そくいい)」、障子貼りなどに使われる、昔は家具や建具、刀装工作など、木材や紙の接着剤として使われた |
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34 | そこいらへん |
【標準語】そのあたり 【意味等】そのへん、【参考】場所を示す指示代名詞、【用例】「ツクシな、ソコイラヘンにぞっくり生えとうばな」→「ツクシは、そのあたりに密集して生えてるよ」 |
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35 | そこにらみ |
【標準語】睨み見 【意味等】睨んだような目つき、睨むような目つきで見ること、【用例】「なあも悪かことやらしとらんとばってが…あの警察官のソコニラミしなあけん、えずかや」→「何も悪いことはしていないけど…あの警察官が睨むような目つき見るので、怖いなあ」 |
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36 | そそくる |
【標準語】繕う、慌てる 【意味等】①破れたり壊れたものを繕う、間に合わせに補修する、②慌てる、【参考】語源は古語「そそくる」で「忙しそうに物事をする」や「せわしく指先を働かせる」の意味がある、また繕うために裾(すそ)を繰る(くる)から「そそくる」になったという説もある、【用例】「袖のボタンの取れたけん、ちょちょっとソソクチャらん?」→「袖のボタンが取れたにで、急いで繕ってくれないかい?」 |
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37 | そそめく |
【標準語】ひそひそ話をする 【意味等】小声で話す、ささやく、ざわざわする、【参考】古語の「そそめく」のこと、【用例】「あんたたちゃ…文句のあるとなら、ソソメカンでちゃんと言いない」→「あんたたちは…不平・不満があるんなら、ひそひそ話をせずにはっきり言いなさい」 |
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38 | そだ |
【標準語】柴 【意味等】山野に生える雑木や雑草、クヌギの柴、小枝を切りそろえて束にしたもの、【参考】漢字で書けば「粗朶(そだ)」、焚き木として燃料などに使う |
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39 | そつ |
【標準語】無駄 【意味等】①無駄にすること、役に立たないこと、益がないこと、②ぞんざい、粗末、【参考】語源は「粗末(そまつ)」で「ま」が省略、標準語では「ソツなく、こなす」など「手抜かり」や「手落ち」の意味で使われる、【用例】「食いもんばソツいしなんな…ばちの当たるばい」→「食べ物を粗末にしちゃいけない…ばちが当たるぞ」 |
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40 | そっくい |
【標準語】飯粒の糊 【意味等】「そこい」に同じ |
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41 | ぞっくり |
【標準語】こぞって 【意味等】一斉に、たくさんそろって、【参考】植物などが群生して一斉に生える・うごめく様(擬態語)、不快を感じるなど否定的な場合に使う、【用例】「梅雨の明けたら…草ゾックリで、草取りが仕事ばい」→「梅雨が明けたら…雑草だらけて、朝草取りが仕事だよ」、「石ばはくったら、ゾウリムシのゾックリおって…鳥肌の立ってぞごぞごした」→「石をめくったら、ダンゴムシがうようよいて…鳥肌が立って身震いした」 |
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42 | そっくりあがる |
【標準語】反っくり返る 【意味等】ふんぞり返る、威張りくさる、【同義】そっくりあがる、そりくりかえる、【用例】「議員も2期目いなったら…謙虚さののうなって、ソックリアガルとの出てくる」→「議員も2期目になったら…謙虚さがなくなって、威張りくさる輩が出てくる」 |
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43 | そっち |
【標準語】あなた、あなたの家 【意味等】①お前、②お前の家、【同義】ああた、うち、そっち、【参考】主に同輩以下の相手に用いられる、【用例】「おらあ…よかばってん、ソッチなどうや?」→「俺は…いいけど、お前はどうよ?」、「学校の帰りい、ソッチいあすびい来るけん…ゲームばさせれ」→「学校の帰りに、お前の家に遊びに来るから…ゲームをさせろ」 |
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44 | そっつあい |
【標準語】そっちの方に 【意味等】「そうにい」に同じ、【用例】「ソッツアイいたら…ばけもんの出るけん行かん」→「そっちの方に行ったら…化け物が出るから行かない」 |
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45 | そっつあん |
【標準語】そっちの方に 【意味等】「そうにい」に同じ |
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46 | そっぷ |
【標準語】スープ 【意味等】スープ、【参考】語源はオランダ語の「soep」、【関連】相撲用語の「そっぷ」は痩せ型の筋肉質の力士、スープを出汁に取った後の鶏ガラに例えて言う、ちなみに太った力士のことを「あんこ」と言う |
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47 | そでばまくる |
【標準語】喧嘩を吹っ掛ける 【意味等】腕をまくる、腕を露出する、【参考】何かに取り掛かる際にとる行為であることから、喧嘩を吹っ掛けることをさす、【用例】「なんや、あいつぁ―…ちょっとソデバマクッテンどうか」→「なんだ、あいつは…ちょっと喧嘩を吹っ掛けてみようか」 |
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48 | そとがま |
【標準語】外股 【意味等】がに股、そとわ、足先が外側に向く歩き方、内股の反対語、【参考】「そとがまであるく」:足を斜めに踏んで歩く、がに股で歩く |
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49 | そとすぼり |
【標準語】内弁慶 【意味等】家の内では威張るが外では意気地のない者、「うちべんけいのそとすぼり」に同じ |
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50 | そばえ |
【標準語】小雨、夕立 【意味等】①細かい雨、微雨、②村時雨、夕立、【参考】漢字で「戯え・日照雨(そばえ)」と書いて「天気雨」をさす。全国的に使われるが、地域によって「にわか雨」や「霧雨」、「村時雨」などの様々な雨の降り方を言う、【同義】そばえ、そばへ |
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51 | そばへ |
【標準語】小雨、夕立 【意味等】「そばえ」に同じ |
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52 | そぼくる |
【標準語】溺らす 【意味等】水中で揺さぶる、【参考】糸島西部で使われる |
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53 | そり |
【標準語】剃刀 【意味等】カミソリ、毛髪やヒゲを剃るのに使う小さい刃物、【参考】「剃りもん(剃る物)」を短くした言い方で「そり」になったと思われる |
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54 | そらーそうと |
【標準語】それはそうと 【意味等】それはそうと、話題を変える場合に用いる表現、【参考】 「今の話題は一旦措いといて」という意味合いで用いられる言い回し、【用例】「ソラーソウト、妹じょうな結婚さっしゃったと?」→「それはそうと、妹さんは結婚されたのですか?」 |
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55 | そらーそうたい |
【標準語】それはそうだよ 【意味等】そりゃそうだ、それは当然だ、【参考】ある特定事項を肯定する言い回し、【用例】「ソラーソウタイ、給料ばもらいようとなら…働かなあじゃこて」→「そりゃそうだ、給料をもらっているんなら…働かなきゃいけないよ」 |
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56 | それっちゃあ |
【標準語】それでも 【意味等】そうであっても、そうだけれども、しかしながら、【参考】前文とは逆のことを述べる言い回し、【同義】それっちゃあ、それでっちゃ、【用例】「したむなかたあ…ようわかる、ソレッチャアお前いしかでけんことけん…しちゃれ」→「やりたくないのは…よくわかる、そうであってもお前にしか出来ないことだから…してくれ」 |
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57 | それもそうたい |
【標準語】それもそうだ 【意味等】そのとおりだね、それはごもっともだ、【参考】ある特定事項を承認する言い回し、【用例】「ソレモウタイ、ああたの言わっしゃあごと…楽しんでせないかん」→「それはごもっとも、あなたがおっしゃるように…楽しんでやらないといけない」 |
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58 | それやけん |
【標準語】それだから 【意味等】「そうやけん」に同じ、【用例】「ソレヤケン、喧嘩な止めときって言いよろうが」→「それだから、喧嘩は止めなさいって言っているでしょ」 |
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59 | そればってん |
【標準語】そうは言っても、それだけど 【意味等】「そうばってん」に同じ、【用例】「ソレバッテン、おらあ…やっぱあ、そえなことなしきりきらん」→「それだけど、俺は…やっぱり、そんなことは出来ない」 |
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60 | そろっと |
【標準語】慎重に、秘かに 【意味等】ゆっくりと、そろりと、そっと、【参考】「道の凍っとうけん、滑くりこけんごと…ソロット歩きない」→「道が凍っているので、滑って転倒しないように…慎重に歩きなさい」、「サンタさんからのプレゼントやけん…ソロット枕元い置いといちゃり」→「サンタさんからのプレゼントだから…そっと枕元に置いといてちょうだい」 |
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61 | そんかし |
【標準語】そのかわり 【意味等】そのかわり、【参考】「そのかわり」が発音の変異で、そんかわり→そんかわし→そんかし、になったという説がある、【用例】「ウインナーばやるけん、ソンカシ卵焼きばやり」→「ウインナーをあげるから、そのかわりに卵焼きをちょうだい」 |
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62 | そんくぎ |
【標準語】竹や木の尖った切り株 【意味等】斜めに切られた尖った切り株、【参考】語源は「削株(そぎくい)」、【関連】「そんくぎ踏み抜く」→誤って踏んで大怪我をすること、【用例】「消防団の長靴な…鉄板の入っとうけん、山火事でソンクギ踏んだっちゃ刺さらんとぜ」→「消防団の長靴は…鉄板が入っているから、山火事で尖った切り株を踏んでも刺さらないんだよ」 |
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63 | そんけした |
【標準語】損をした 【意味等】損した、【同義】そんけした、そんけた、そんぺた、【用例】「パチンコで負けて、えらいそんけした」→「パチンコで負けて、たいへん損をした」、「短気な損気…気の短かけんソンケるったな」→「短気は損気…気が短いので損をするんだよ」 |
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64 | そんじょそこら |
【標準語】その辺 【意味等】その辺の強調、ありきたりの、【参考】「そんじょう(言葉の意味を強める接頭語)」+「そこら(その辺)」、関東から九州にかけての広範囲で使われる方言 |
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65 | そんなら |
【標準語】それならば 【意味等】それでは、そうであるなら、【参考】「それなら」の音変化、【関連】「さようなら」の前に言う「それじゃあ」と同じ、【用例】「あんた…ぜにゃ持たんと?ソンナラこらあ売られん」→「あなた…お金持ってないの?それならこれは売れない」 |
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66 | そんばひく |
【標準語】血統を引く 【意味等】血統を受け継ぐ、【参考】「そん(血統)」ば「引く」、【参考】「一番田舎の黒毛和牛な、トヨキ号のソンバヒクけん…旨かとぜ」→「一番田舎(いちばんでんしゃ:糸島市内の直売所)の黒毛和牛は、トヨキ号の血統を引くので…旨いんだよ」 |