~げな
【標準語】~だそうだ、~らしい、~のような
【品詞】助動詞
【意味】
・~だそうだ(伝聞の意)
・~らしい(推量の意)
・~のような(あげな:あのような、こげな:このような、そげな:そのような)
【参考】語源は古語の「げに」
・体言化する接尾語「げ」に断定の助動詞「なり」の付いた「げなり」が変化して一語化したもの
【活用】「げなげなばなし」
・昔話(言い伝え):過ぎ去った日の話、昔あった話、昔語り
・根拠のない話(推測):聞き伝えのあやふやな話、根拠のない話、うわさ話
【用例】
・井上陽水な、九大医学部ば目指しよったゲナばってん、浪人中い歌手デビューしたゲナ
→井上陽水は、九大医学部を目指していたそうだけど、浪人中に歌手デビューしたそうだ
・あっちの夫婦な離婚しなあゲナ…どうも、旦那の浮気が原因ゲナ
→あっちの夫婦は離婚するらしい…どうやら、旦那の浮気が原因らしい
・ああた、あゲナ男い、こゲナことばされて、よう…そゲナふうい落ち着いとっきいなあ
→あなた、あんな男に、このようなことをされて、よく、そんなふうに落ち着いてられるね
・女の人な、3人集まったら、ゲナゲナバナシい花の咲くもん
→女の人は、3人集まったら、うわさ話に花が咲くもの
イラストによる用例解説
博多・糸島弁
標準語
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