がっさい、そうよ、そうよう
【標準語】すべて
【品詞】副詞
【意味】全部、みんな、ことごとく、残らず、ごっそり、いっさいがっさい
【参考】由来について
・「がっさい」は、漢字で「合切」同意、「一切合切」など四字熟語に使われる
・「そうよ」は「そうよう」の音変異
・「そうよう」は、古語の「総容(そうよう)」、意味は「皆々」で人に対して使われていた
【用例】
・債権者の…会社い押しかけて、金いなろうごたあとば…ガッサイ持っていきなった
→債権者が…会社に押しかけて、金になりそうな物は…残らず持って行っちゃた
・1升も炊いとったとい…ひとんでソウヨウ食うたと?相撲取りっちゃ…こえん食わんぜ
→1升も炊いてたのに…1人で全部食ったの?相撲取りでも…こんなに食わないぞ
・今日が発売やけん昼休みい買いい行たら、開店と同時いソウヨ売れっしもうたげな
→今日の発売だから昼休みに買いに行ったら、開店と同時に残らず売れちゃったそうだ
イラストによる用例解説
【翻訳】
(全部)「抜けた」「歯がなくなった」
「こっちも」(全部)「抜けた」「毛も…なくなった」
「そして」(全部)「抜けた」「シュールだろ?」「すぽたん!」
【博多・糸島弁検索】
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