いんま
【標準語】後で、そのうち
【品詞】副詞
【意味】
(1)「後で」の「いんま」
《意味》あとで、しばらくして、のちほど
《用例》
・なんてな?綿あめのほしかてな?なら…インマ買うちゃろう
→なんだって?綿あめがほしいだって?じゃあ…後で買ってあげよう
・今度…ああたんがたい行くけん、そん時い話しまっしょう、なら…インマ
→今度…お宅に伺いますので、その時に話しましょう、それでは…後日
・入院保障な…インマ振り込まるるが、それまでなぜんののうして…やおいかん
→入院保証は…後日振り込まれるが、それまでは現金がなくて…大変だ
(2)「そのうち」の「いんま」
《意味》そのうち、いまに、いつか
《用例》
・あえな荒か運転ばしよったら、インマ事故ば起こしなあばい
→あんなに荒い運転をしていたら、今に事故を起こじちゃうぞ
・金いものば言わして…陰で悪かことばしよる、あえなたあ…インマ罰の当たんなあ
→金に物を言わせて…陰で悪いことをしてる、あんなやつは…いつか罰が当たる
・人い優しゅう…よかことばしよったら、インマ好か事の…あろうや
→人に優しき…好いことをしていたら、そのうち好いことが…あるだろう
イラストによる用例解説
【翻訳】
「おばあちゃん、これを買ってちょうだい」
「そのうち…買ってあげよう…年金が入るまで待っていなさい…」
【博多・糸島弁検索】
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