いんげ、おいんげ、おじゅっさん、ごいんげ

【標準語】住職

【品詞】名詞

【意味】僧侶(主に浄土真宗)、住寺、お坊さん

【同義】いんげ、おいんげ、おじゅっさん、ごいんげ

【参考】

・主に浄土真宗の僧侶、宗派によって僧侶の呼び名が異なる

・漢字で「院家(いんげ)」、「院主(いんじゅ)」とも言う

・「いんげ」の由来は「院家」

・「おいんげ」「ごいんげ」は、「いんげ」に「お」や「ご」をつけた言い方

・「おじゅっさん」は「御院主さん」の音変異と思われる

【類義】ぼうず、ぼうさん

【用例】

・初盆やけん…早めいオインゲさんに来てもろうて、にょうにょう言うてもらわなあいかん
 →初盆なので…早めに住職においで頂いて、お経をあげてもらわなくてはいけない

・法事いな、オジュッサンな何時ごろきなあごとなっとうとな?
 →法事には、住職は何時ごろおいでになるようになっているんだい?

・お経も下手くそやが…あのインゲの説教は、何ば言いたかとかいっちょんわからん
 →お経も下手くそだけど…あの住職の説教は、何を言いたいのかさっぱりわからない

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イラストによる状況解説

【翻訳】
「あっ!糞坊主だ!」
「違う!生臭坊主だ!」
「御院家様と呼ばんか!この、馬鹿者が…フン!中坊が…バチあたりめ!南無阿弥陀仏」

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