おなご
【標準語】女、妻
【品詞】名詞
【意味】
・女子、女性、婦人、女人
・自分の妻のこと(うちのオナゴ→私の妻)
・酌婦
・女郎
・下女、女中
【類義】おなごし:下女、妻、女たち
・女性の雇い人、住み込みで火事などを手伝う女子、お手伝いさん、女中
・夫が自分の妻のことを言う言葉
・女たち、女衆
【対義】おとこし
【参考】
・おなごかい→女郎買い(遊女をあげて遊興すること)
・おなごだいしょう→かかあ天下(夫より権力を持ち、一家を支配している奥さん)
【慣用】おなごのくさったごたる:ねちねちした性格の男、なよなよした男性
→何事にもテキパキしない、ねちねちした、はっきりしない、頼りにならない男性
【用例】
・うちのおなごは、わっかときゃあ愛らしかったとばってん、今はえずかっちゃん
→私の妻は、若いときは可愛かったんだが、今は恐ろしいんだ
・ここの店は、おなごしだけコースいデザートのあるげなバイ
→ここの店は、女性だけコースにデザートがついているんだって
・むかしゃうちゃあ庄屋やったけん、おなごしのたいそおんなったげな
→昔は我が家は庄屋をしていたので、女中さんをたくさん雇っていたそうだ
・あんたんごと、おなごしいあまっことば言いよったら、シェクハラって訴えらるるばい
→君のように、女性に淫らないやらしい話をしてたら、セクハラって訴えられるぞ
イラストによる状況解説
【博多・糸島弁検索】
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