おめく、おらぶ

【標準語】叫ぶ、哭ぶ、大声を出す

【品詞】動詞

【意味】
・叫ぶ、高く鋭い声を発する、大声を出す
・大声で泣く
・鳥などが鳴く

【類義】おめく、おらぶ

【参考】語源は古語の「哭ぶ(おらぶ)」
・おらんでんない、おろーでんない→大きな声で呼んでみなさい
・おらびなんな→大きな声で騒ぎたてるな
・おらびまわる→大きな声で叫びまわる
・ひのおらび→絶叫(火事を知らせる叫び)

【用例】
・そえんオラビなんな、近所中に聞こえろうが
→そんなに大声を上げるなよ、近所中に聞こえているだろ
・えらいオラビよんなったばってん、よっぽど悔しゅうしてたまらんやったちゃろうね
→すごく叫んでいたけど、よほど悔しくてたまらなかったんだろうね
・おんなーちゃなかとや?ちょっとオロウデンない
→居るんじゃないのかい?ちょっと大きな声で呼びかけてみなさい
・春いなってきたけん、朝方あようウグイスのオラビようね
→春になってきたので、朝方はよくウグイスが鳴いているね

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イラストによる用例解説

博多・糸島弁

標準語

 

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