かすくる、かする

【標準語】①掻き取る、②汲み干す、③底までさらう

【品詞】動詞

【意味】
・引っ掻くようにして取る、こそぎ落とす、鍋の物などをこそげ取る
・汲み尽くす
・粥などをすする
・量が少なくなって容器から取り出すときに底に触れること
・かすめ取る、上前をはねる

【同義】かすくる、かする

【関連】
■関連用語「かすかす」について
・「かすかす」→カラカラ:①水が枯れた状態、②汁気のない様子、③かろうじて足りるか足りないかの状況、やっとこさ、ギリギリ
《同義》かつかつ:主に③の意味
《用例》日照りで井戸のかすかすいなっとる→日照りで井戸の水が枯れている

【用例】
・このおじやな旨かばってん、もうなかと?鍋ばかすくってお替りしちゃらん?
→この雑炊は旨いけど、もうないの?鍋底までかき出してお替りをくれない?
・コーヒー用のおいしか湧き水やけん、分けちゃるばってん、桶ばかすらんのって
→コーヒー用の美味しい湧き水だから、分けてあげるけど、桶から汲みつくさないで
・ビンにジャムの少しだけ入っとうけん、かすくってから新しかとば空けちゃり
→ビンにジャムが少しだけ入っているから、こそぎ取ってから新しいのを空けてね
・鯉攻めなあ、堤のゴミやら泥やらかすくり出して、きれいにするとがほんな目的たい
→鯉攻めは、ため池のゴミや泥をかき出して、きれいにするのが本当の目的だ

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イラストによる用例解説

博多・糸島弁

 

標準語

 

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