がめのはまんじゅう
【標準語】米粉饅頭
【品詞】名詞
【意味】九州筑前の葉っぱで包んだ団子
【参考】
・彼岸などにお供えする郷土料理の米粉饅頭
・うるちともちの米粉を水で練って餡子を挟んで葉に包んで蒸した饅頭
・饅頭を包むのはサルトリイバラの葉で、地域でガメノハと呼ばれる
・がめのは餅とも呼ばれる
ガメノハ、カメイバラ、サンキライ、サンネンウズキ、マンジュウシバ
【標準語】サルトリイバラの葉
【品詞】名詞
【意味】
・郷土料理の米粉まんじゅうを包む葉っぱ
・サルトリイバラ科シオデ属に分類される多年生植物の葉
【同義】ガメノハ、カメイバラ、サンキライ、サンネンウズキ、マンジュウシバ
・葉の形がスッポン(ガメ)の甲羅に似ているため「がめの葉」と呼ばれる
・その「がめの葉」で包んだ米粉饅頭を「がめのは饅頭」と言う
・饅頭を包む葉の雑木なのでマンジュウシバともいう
【用例】
・ガメノハマンジュウば作るけん、裏山い行て…ガメノハば採ってきちゃり
→がめのは饅頭を作るから、裏山に行って…サルトリイバラの葉を採ってきて
・おらあ…ガメノハマンジュウな、白か餅よりフツ餅の方が好いとう
→俺は…がめのは饅頭は、白い餅よりヨモギ餅の方が好きだ
・「志摩の四季」でガメノハマンジュウば買うて、久しかぶりい食うたが…旨かなあ
→「志摩の四季」でがめのは饅頭を買って、久しぶりに食ったけど…旨いねえ
イラストによる用例解説
【翻訳】
「おいしいねえ」
「俺は…白いのよりも、ヨモギが入っている方が好きだね」
【博多・糸島弁検索】
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