こうしゃ

【標準語】巧者、功者、賢者

【品詞】名詞、形容動詞

【意味】
・知恵がある人、思慮深い人、利口な人、またそのさま
・練達な人、巧みな人、またそのさま
・器用な人、器用なさま
・物事を考え出すこと、工夫
・よく知らないことを、知っているかのようにふるまうこと
・年齢の割りにませているさま

【同義】こうしゃ、こうしゃもん(名詞)

【用例】
・あの女の子な小学生ばってん、えらいコウシャなことば言いなるね
 →あの女の子は小学生なのに、とてもませたことを言うんだねえ
・こんか時ゃあ、コウシャモンな慌てんで冷静い、いっちよか解決策ば考えなるとたい
 →こんな時は、知恵のある者は慌てることなく冷静に、最善の解決策を考えるんだ
・ああたあ話しコウシャやもん。あっという間い、みんなの心ば引きつけらっしゃった。
 →あなたは話し上手だもの。あっという間に、みんなの心を引つけてしまわれた。

■TOP画面に戻る
■「知っとう、博多・糸島弁」に戻る

 

イラストによる用例解説

博多・糸島弁

 

標準語

 

■TOP画面に戻る
■「知っとう、博多・糸島弁」に戻る

【博多・糸島弁検索】

あ(ア) い(イ) う(ウ) え(エ) お(オ)
か(カ) き(キ) く(ク) け(ケ) こ(コ)
さ(サ) し(シ) す(ス) せ(セ) そ(ソ
た(タ) ち(チ) つ(ツ) て(テ) と(ト)
な(ナ) に(ニ) ぬ(ヌ) ね(ネ) の(ノ)
は(ハ) ひ(ヒ ふ(フ) へ(ヘ) ほ(ホ)
ま(マ) み(ミ) む(ム) め(メ) も(モ)
や(ヤ)   ゆ(ユ)   よ(ヨ)
ら(ラ) り(リ) る(ル) れ(レ) ろ(ロ)
わ(ワ)       ん(ン)