こそーっと
【標準語】こっそりと、ゆっくりと
【品詞】副詞
【意味】
(1)「こっそりと」の「こそーっと」
《意味》秘かに、秘密裏に、わからないように
《用例》
・ああたいだけコソーット教えちゃるけん…絶対、他の人い言うたらいかんよ
→あなたにだけこっそり教えてあげるから…絶対、他の人に言ったらだめだよ
・いっつも、夜中いどっかい出かけよんなあけん、今度、コソーットついて行ってんどう
→いつも、夜中に何処かに出かけているので、今度、こっそりとついて行ってみよう
・ああたたちゃ…我がたちだけ、わからんごと…何ばコソーット食べようと?
→あなたたちは…自分たちだけ、分かんないように…何をこっそり食べてるの?
(2)「ゆっくりと」の「こそーっと」
《意味》慎重に、ゆるやかに、じわっと
《用例》
・バッタば捕るときゃあ、後ろからコソーット近づいて…バサッと網をかぶせるったい
→バッタを捕るときは、後ろからゆっくり近づいて…バサッと網をかぶせるんだよ
・瓶の中身な…ニトログリセリンやけん、刺激ば与えんごと…コソーット運んで
→瓶の中身は…ニトログリセリンだから、刺激を与えないよう…慎重に運んで
・赤ちゃんの…おぞみなれんごと、こそーっと顔ば見ていっちゃんしゃい
→赤ちゃんが…目覚めないように、こっそりと顔を見ていってください
イラストによる用例解説
【翻訳】
「これは…いいですよ、あなただけに…こっそりと教えてあげる
店の人は、誰も古伊万里と気づいてないので、
今なら…たった5万円で、あれが手に入れられますよ!」
「えええ…本物の古伊万里?た…たった5万円って…噓じゃないの?」
【博多・糸島弁検索】
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