ごたあ
【標準語】如くある、~のようだ
【品詞】連体詞
【意味】
・似ていることを表す、~のようだ、~に似ている
《用例》「井原山の水無鍾乳洞から噴き出す風な、クーラーのごたあ」
→「鍾井原山の水無乳洞から噴き出す風は、クーラーのようだ」
・様子や気配を表す、~のようだ、~の様子だ
《用例》「玄関い誰か来とんなざさあごたあ…誰か出ちゃり」
→「玄関に誰かおいでになったようだ…誰か出てちょうだい」
・願望する行動を表す、~のようだ、~したい気分だ
《用例》「今日な宿酔いできつかー…休もうごたあ、ああ具合の悪かー」
→「今日は宿酔いで苦しいよ…休みたいよ、ああ具合が悪いよー」
【同義】ごたあ、ごたる、ごとある
【用例】
・何な、そのなりな…やくざのゴタアばい。我がば俳優のゴタルぐらい思うとらんな?
→何だ、その格好は…やくざのようだよ。自分を俳優のようだくらい思ってんじゃないの?
・どうも、結婚せないかんゴタル。なして?彼女ば妊娠さしたゴトアルったい。
→どうも、結婚しなくちゃいけないようだ。どうして?彼女を妊娠させたようなんだ。
・俺の性格なこすかとのゴタル…支払いのだんになったら、じぇんについて行こうゴタルと
→俺の性格はどケチのようだ…支払う時になったら、お金について行きたくなるんだ
イラストによる用例解説
博多・糸島弁
標準語

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