たっぱい
【標準語】みかけ
【品詞】名詞
【意味】
・姿勢、体つき
・風体、外見、姿
【参考】語源は「答拝」
上位の者の拝礼に応える「答拝」が、能の型のひとつ「達拝」になり、その立居姿がよいことから「たっぱい」となったと思われる
【関連】「たっぱい」を含んだ言葉
・たっぱいのよか
《意味》体格が堂々としている、見かけがいい、貫禄がある
【用例】
・まだ、こあんちゃんと思うとったが、このごらあタッパイのようなって…若旦那のごたあ
→まだ、若い衆と思っていたが…最近は風体がよくなって…若旦那のようだ
・ああた、タッパイノヨカけん役者いないたら…大河ドラマの将軍様役いよかろうごとある
→あなた、体格が堂々としているから役者にしたら…大河ドラマの将軍様役によさそうだ
・見かけやなかとって…わかっとうばってん、政治家もタッパイノヨカほうが…好いとうと
→見かけじゃないって…わかってるんだけど、政治家も風体がよいほうが…好きなのよ
イラストによる状況解説1
イラストによる状況解説2
【翻訳】「いい体つきだねぇ…あなた、柔道部に入ってくれないかなあ?」「俺…手芸部」
【博多・糸島弁検索】
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