つや
【標準語】格好、気障
【品詞】名詞
【意味】
・格好、艶
・格好いい
・格好つける、気障、気取る
【参考】漢字で「艶」
・「いい格好をする」などの意で、振る舞いへの非難や小馬鹿にするときに使う
【関連】「つや」を使った言葉
・つやたん
《意味》気障、艶をつける、格好つけること
《参考》つや(艶)+たん(垂れ)
《用例》「おまやぁ、しゃばかくせい…何ばツヤタンしとうとや…」
→「お前は、弱虫のくせに…何を格好つけているのだ…」
・つやたい
《意味》格好いい、格好をつけている
《参考》相手を小馬鹿にした表現、挑発する言い方
《用例》「おなごいもちょう思うて、えらい…めかし込んどうやなかや…はははツヤタイ」
→「女の子にモテようと思って、すごく…オメカシしてるじゃないの…はははカッコいい」
・つやーい
《意味》格好をつけて、気取って
《参考》相手を小馬鹿にした表現、非難めいた表現
《用例》「何な、あらあ…ツヤーイ、女の前で俺い恥ばかかして…ぼてくりこかいちゃあ」
→「何だ、あいつ…気取って、女性の前で俺に恥をかかせやがって…ボコボコにしてやる」
【用例】
・あんたあ、あの女子職員の職場い来なったら、えらいツヤつけるが…好いとうっちゃろ?
→あなたは、あの女子職員が職場を訪れたら、すごく格好をつけるけど…好きなんだろう?
・しもしきらんとい、ツヤつけなんなゃ…せないかんごとなったら、逃ぎょうが
→できもしないのに、格好つけるなよ…しなくちゃいけないようになったら、逃げるだろ
・あんたぁ、がじけて…しょれーっとしとうばってん…舞台い立ったらツヤやん…不思議
→あなたは、痩せこけて…貧相にしているけれど…舞台に立ったら格好いいなあ…不思議
イラストによる状況解説
【翻訳】
「ヘイ彼女ォ」「何だ…あれが?可愛い…」「どうしたんだい、なぜ…急に…格好をつけてるの?」「気取っちゃって!馬鹿だねぇ」
【博多・糸島弁検索】
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