ばたばた

【標準語】急いで、忙しい様子

【品詞】副詞

【意味等】

1)「急いで」のばたばた

《意味》大至急、早く

《用例》
・嫁ごの陣痛の始まったってやけん…会社ば早引けしてバタバタ帰ってきた
 →妻の陣痛が始まったってだから…会社を早退して急いで帰ってきた
・ちょっと待っとっちゃり…仕事ばバタバタしまやかすけん、なかずい呑みい行こう
 →ちょっと待っててくれ…仕事を大至急かたづけるので、中洲に呑みに行こう
・あら…印鑑ば忘れっしもうた、ごめんばってん…家までバタバタ取りい行っちゃらん?
 →あら…印鑑を忘れちゃった、すまないけれど…家まで急いで取りに行ってくれない?

2)「忙しい様子」のバタバタ

《意味》てんてこまい、ばたつく、慌てふためく

《類義》ちんちろまい;忙しくてゆっくりする暇がない様子

《参考》「ばたばたする」は忙しいことなどを強調する言い方

《用例》
・テレビで…うちの店の紹介されたもんやけん、注文のたいそきて…バタバタたい
 →テレビで…うちの店が紹介されたものだから、注文が沢山きて…てんてこまいだよ
・ひょくっと税務署が税務調査い来たもんやけん…おおごと、事務所なバタバタしとう
 →いきなり税務署が税務調査に来たものだから…一大事、事務所はばたついているよ
・バタバタしなんな…ああたが監督やけん、こえな時やけん…おりおうて構えとかなあ
 →慌てるな…あんたが監督なんだから、こんな時こそ…落ち着いて構えていなきゃ

【参考】
・「ばたばた」は鳥の羽音や風で激しく煽られる音、せわしない状況のこと
・「ばたばた」という擬音で、忙しい(急ぐ)状況などを強調する

【関連】「ばたばた」を使った言葉:ばたばたする

《意味》きりきり舞いする、とても忙しくなる、急いでする

《用例》
・お昼いなったら、バタバタスルごと忙しゅうなるけん…今のうちい飯ば食っとって
 →お昼になったら、きりきりまいするように忙しくなるので…今のうちに飯を食ってて
・危機管理のでけとらんけん、何か問題の起きたら…今のごとバタバタスルったい
 →危機管理ができていないから、何か問題が起きたら…今のように大慌てするんだ
・「あぽ…まーだ終わらんと?」「バタバタスルけん、まちっと…待っとって」
 →「うんち…まだ終わんないの?」「急いでするから、もうちょっと…待ってて」

■TOP画面に戻る
■「知っとう、博多・糸島弁」に戻る
■「は」の索引に戻る

イラストによる状況解説

【翻訳】
①「あら…あなたの晩酌のビールを買い忘れた…ごめん…今日は休肝日にしない?」
 「それは…いかんなァ…急いで買ってこよう」
②「大将!焼き鳥は、まだ来ないの?」「大将!ビールを2杯」
 「俺は…ゆっくりでいいから」「忙しそうだね」「バイトが集まんないそうだね…」
 「待たせて、すみません…人手が足らなくて…忙しくしているんですよ!」

■TOP画面に戻る
■「知っとう、博多・糸島弁」に戻る
■「は」の索引に戻る