ふう
【標準語】様子
【品詞】名詞
【意味等】ありさま、具合、機嫌、状況
【参考】語源は「風(ふう)」に由来する
【関連】「ふう」を使った言葉
(1)ふうがじん(風雅人)
《意味》趣味に生きる人、変わり者
《用例》「ご隠居さんな…フウガジンやけん、いっつも…ようわからん絵ば描きよんなあ」
→「ご隠居さんは…趣味人だから、いつも…よくわからない絵を描いているよ」
(2)ふうぎ(風儀)
《意味》評判、うわさ
《用例》「ああたんがたの…がめのは饅頭くさ、おいしかいうて…えらいフウギのよか」
→「あなたんちの…米粉饅頭だけど、おいしいって…たいそう評判がいいよ」
(3)ふうぎわるう(風儀悪う)
《意味》あてつけがましく、ぶつぶつと不満を言う
《用例》「いくら…はらかいとうけんって、そえん…フウギワルウ言わんちゃよかろうもん」
→「いくら…怒ってるからって、そんなに…あてつけがましく言わなくてもいいだろう」
(4)ふうわるう(風悪う)
《意味》悪しざまに、悪意を持って
《用例》「ああた…部下い嫌われとうが、みんな…あんたんことば…フウワルウ言いよるが」
→「あなた…部下に嫌われてるよ、みんな…あなたのこと…を悪しざまに言っているよ」
【用例】「ふう」を使った言い回し
・「入院したが…どんかフウ?」→「入院したけれど…どんな具合?」
・「事故現場は…どえなフウ?」→「事故現場は…どのような状況?」
・「フウの悪かごたあ…うてあいなんな」→「機嫌が悪そうだ…相手にするな」
イラストによる状況解説
【翻訳】
真面目そうだが、風俗好き
「お母さんは、どんな様子?」
「すごく、機嫌が悪いけど、何かあったの?」
「怖いよ…ひどく…怒っているよ」
「こんな有様…クソ亭主め…」
ご主人へ…エッチなお店の請求書
先月のご利用回数12回…600,000円
【博多・糸島弁検索】
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