むじゃける、もじゃける
【標準語】破れる
【品詞】動詞
【意味等】ぐちゃぐちゃに壊れる、裂ける、砕ける、大破する、木っ端みじんになる
【同義】むじゃける、もじゃける
【参考】
・「むじゃ」「もじゃ」も「もしゃもしゃ(もむくちゃ、しわくちゃ)」を簡略化したもの
・むじゃ(「もしゃもしゃ」の簡略)+ける(過去の助動詞「けり」の連体形)
・もじゃ(「もしゃもしゃ」の簡略)+ける(過去の助動詞「けり」の連体形)
【類義】ひしゃげる:潰れる、潰れ壊れる
【関連】もざくる:「もざ」も「もしゃもしゃ」の簡略、意味は、扱い回す、揉みくたにする
【用例】
・輸送いな気ばつけて…ガラス細工やけん梱包な丁寧い、モジャケタんだあ…まどうてもらうけん
→輸送には気をつけて…ガラス細工だから梱包は丁寧に、割れたりしたら…弁償してもらうから
・踏切で軽トラックのムジャケトう…おきなか事故やったとい、よう死人の出らんやったこったい
→踏切で軽トラックが大破している…大きな事故だったのに…よく死亡者が出なかったものだ
・ああた、詰め放題名人やねえ…普通の人なあ、そえん詰め込うだら…ビニール袋のモジャケルが
→あなた、詰め放題名人だねえ…普通の人は、そんな詰め込んだら…ビニール袋が裂けちゃうよ
イラストによる状況解説
【翻訳】
「ごめ~ん!駅の階段で落としちゃったの!」
「誕生ケーキが…ぐちゃぐちゃになっている…」
【博多・糸島弁検索】
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