やっぱあ、やっぱれ
【標準語】やはり
【品詞】副詞
【意味等】やっぱり、予想した通り、結局は
【参考】
・由来は「やはり」の音変異「やっぱり」が、さらに音変異したものと思われる
・「やっぱし」「やっぱー」「やっぱ」などに音変異して、広く全国で使われる
・語源は「やはらか(和か)なり」、「穏やか」であること…「変化しない」の意もある
・「そのまま変わらない」の意から「見込める」「予測どおり」など意味が広がった
・漢字の「矢張り」は、当て字らしい
【同義】やっぱあ、やっぱれ
【用例】
・よかとこい行て…旨かもん食うて、旅行な楽しかったばってん…ヤッパア家がいっち良か
→よい所に行って…旨いものも食って、旅行は楽しかったけど…結局は家が一番良い
・ヤッパレこれが犯人やった。この俳優な悪役の多かけん、そうやろうやと思うとった
→やっぱり、こいつが犯人だった。この俳優は悪役が多いので、そうだろうと思ってた
・あらっ、三徳の無か…ヤッパア、昨日、なかずの屋台で飲んだ時い…落といとうごたあ
→あらっ、財布が無い…やはり、昨日、中洲の屋台で飲んだ時に…落としたようだ
・ビールいな…ヤッパレ枝豆。ソーセージも合うとやが…おらあ、ヤッパレ枝豆が好いとう
→ビールには…やはり枝豆。ソーセージも合うんだけど…俺は、やっぱり枝豆が好きだ
イラストによる状況解説
【翻訳】
「やっぱり、豚骨スープが…好きなんだ!」
「味噌も…しょうゆも、いいんだ…けど、旨いねえ」
「私はトッピングは、糸島メンマに…はまってるの」
「うん!旨いー、麺を追加して…極硬麺を大至急!」
【博多・糸島弁検索】
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