ようけ、ようけえ

【標準語】たくさん

【品詞】副詞

【意味等】多く、よりたくさん、あまた、余るほど

【同義】

・たいそ、たいそう、ようけ、ようけえ
・「たいそ」、「たいそう」は「大変な」や「大仰な」など「たくさん」以外の意味もある

【参考】

・由来は「余計(よけい)」の音変異
・中部から関西、九州にかけて全国的に使われる。「ようけい」で使われる場合が多い

【用例】

・ジャガイモのたいそ採れたけん、持って行き…遠慮せんでヨウケエ持って行きんしゃい
 →ジャガイモがたくさん採れたので、持って行って…遠慮せずにたくさん持ってってちょうだい

・たいそ釣れたけんって…アジコばヨウケもろうた、食いきれんけん南蛮漬けなっと作ってんどう
 →たくさん釣れたからと…アジをたくさん貰った、食べきれないので南蛮漬けでも作ってみよう

・まあだ食うと?牧のうどんば3杯やら…あんたんごと、そえんヨウケエ食うたあ…おらんぜ
 →まだ食うの?牧のうどんを3杯なんて…あなたのように、そんなたくさん食う人は…いないよ

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イラストによる状況解説

【翻訳】

《ようけい》
「あなた…そんなにたくさん喰って…大丈夫かい?」
「私は大食い女王ですよ…どんどん持って来てちょうだい!」

《ようけ》
「そんなにたくさん喰ったら…うんちもたくさん出るんでしょうなぁ?」
「もちのろん!うんこもたくさん出ますわよ」
「製糞機女王でも、あるんですねぇ」

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