かいい、かいか
【標準語】痒い
【品詞】形容詞
【意味】掻きたくなる皮膚の感覚
【同義】かいい、かいか
【用例】
・ああた、えらいたいそ蚊い刺されたねぇ…そらあカイカろ?
→あなた、すごくいっぱい蚊に刺されたねぇ…それは痒いでしょ?
・オクラば採ってきたとばってん、葉のジガジガしてえらいカイイと
→オクラを採ってきたんだけど、葉がチカチカしてすごく痒いの
・風呂い1週間入らんやったが…えらいカイカ、汗このいっぱいでけとう
→風呂に1週間入らなかったら…すごく痒い、汗疹がいっぱい出来てる
「かいい」に関連する言葉
かいかい
【標準語】かぶれ、快かい
【品詞】名詞、副詞
【意味】
(1)「かぶれ」の「かいかい」
《意味》虫刺され、かぶれ、痒くなる原因
《用例》
・ハゼ負けして、えらいカイカイの拡がって…赤うなっとう
→ハゼにかぶれて、すごくかぶれが拡がって…赤くなっている
・寝室い蚊のおって、眠られん上い…カイカイのいっぱいでけた
→寝室に蚊がいて、眠れない上に…虫刺されがたくさんできた
・かさのできて、カイカイいなっとうが…カイカろうごたるね
→疥癬ができて、赤くただれてしまっているよ…痒そうだね
(2)「快かい」の「かいかい」
《意味》気分爽快になる様、快快
《参考》痒いとは無関係の意味
《用例》
・昨日なよう眠られたや、起きたらカイカイして…飯もうまか
→昨日はよく眠られたよ、起きたら気分爽快な状態で…飯もうまい
・3日ぶりい…あぽのよう出た、下腹のカイカイいなったや
→3日ぶりに…うんこがよく出た、下腹が快快になったよ
イラストによる用例解説
【翻訳】
「あーあ、痒いよー」ボリボリ
「あーあ…虫刺されがいっぱいできている!まあーっ!これは…どうしたものか」
【博多・糸島弁検索】
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