きがさもん、きじょうもん
【標準語】几帳面な人、しっかり者
【品詞】名詞
【意味】
・いつでも物事をきちんとして行き届いている人
・気の強いしっかり者
【同義】きがさもん、きじょうもん
【関連】きじょう(名、形動)について
①几帳面の意:身のまわりの注意や服装、髪かたちなどをきちんとする心掛け
②気丈の意:心がしっかりしていること、気持ちをしっかりと保つさま、気丈夫
【参考】きじょうばだす:頑張る、最後まで一生懸命に努力し通す
≪用例≫「医者いなる」て言うて、きじょうば出して九大医学部い入んなったげな
→「医者になる」と言って、一生懸命に頑張って九大医学部に合格したそうだ
【用例】
・不幸の続くとい、あっちの奥さんなきじょうもんやけんシャンとしとんなる
→ご不幸続きなのに、あちらの奥さんはしっかり者だからきちんとしてある
・あいつぁきじょうもんやけん、がてんのいかんやったら先生いっちゃしかかんなあもん
→あいつは気が強いしっかり者だから、納得いかなければ先生にだって喧嘩を売るんだ
・また試合い負けたとな?つぁーらんねぇ、優勝ば狙うぐらいきじょうばだいてんやい
→また試合に負けたのか?つまらんなあ、優勝を狙うくらい最後まで努力してみろよ
イラストによる用例解説
博多・糸島弁
標準語

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