きさなか、きしゃなか、きちゃなか

【標準語】汚い

【品詞】形容詞

【意味】汚れている、不潔である、清潔でない

【同義】きさなか、きしゃなか、きちゃなか

【類義】基本的には同義語だが、他にも意味を持つ

《だめしい系》由来は「駄目」で音変異により言い方は多彩

・うだめしか、うらめしか、うだんしか、うらんしか、うじゃんしか、だめしか、だんしか

《うんこ系》由来は「あぽ」や「ばば」で、幼児語に多い

・あぺち、あぺちか、あぽち、あぽちか

・ばばち、ばばちか

【用例】

・手ば洗わなぁキチャナカ、あんた…さあっき野良猫ばしぇしぇくりよったろうが
　→手を洗わなくちゃ汚い、あんた…さっき野良猫を扱いまわしていだでしょ

・俺ばだまくらかいて店ば乗っ取ったげなねえ、きさん…キシャナカ男やねえ
　→俺を騙して店を乗っ取ったそうだねえ、貴様は…汚い男だなあ

・なんな、そのなりは…キシャナカ、病気のうつろうごたあ…こっつぁい来なんな
　→何だ、そのいでたちは…汚い、病気がうつりそうだ…こっちに来るな

・こいつ…インのアポば踏んどう、うわあ、臭かー…キサナカー
　→こいつ…イヌのウンコを踏んでいる、うわぁ、臭いー…汚いー

【翻訳】
「犬のウンチみたいだなあ…」
「汚いこと、言わないでよ！」