きびしょ、きびしょう、こつぎ
【標準語】急須(きゅうす)
【品詞】名詞
【意味】
・お茶をいれる急須、お茶出し
・酒の燗をつける土瓶
・醤油を入れる小さな急須、醤油さし
【同義】きびしょ、きびしょう、こつぎ
【参考】
・由来は、江戸時代に中国から伝わった湯沸かし・急須(きゅうす)のこと
・急焼(きゅうしょう)や急火焼、急尾焼、急備焼(きびしょう)とも呼ばれた
・全国的に「きびしょう」を使う地域は多い
【用例】
・ポットなここ、キビショなここいあるけん、よかごとお茶ば飲んじゃんしゃい
→ポットはここ、急須はここにあるから、好きにお茶を飲んでちょうだい
・こっちの醤油やのうして、刺身醤油のキビショウば取っちゃんない
→こっちの醤油じゃなくて、刺身醤油の醤油さしを取ってちょうだい
・湯のみで飲みよんなあ…間に合わんけん燗瓶に入れんで、コツギごと持って来ない
→湯のみで飲んでいるよ…間に合わないから燗瓶に入れすに、燗つけ土瓶ごと持ってきて
イラストによる状況解説
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