ぐうちょ、ぐっちょ、やい
【標準語】競争
【品詞】名詞
【意味】
・複数で競い合うこと、優劣をを比べ合うこと、~比べ
・複数で競い合う競技、優劣をを比べ合う競技、簡易的な競技の名称
【同義】ぐうちょ、ぐっちょ、ぐっちょう、やい、やっこ
【参考】
・「ぐうちょ」を含め、言葉の由来は不明
・動詞に接続することで、その動詞についての競いを表わす
《用例》
・走りぐっちょ・走りやい・走りやっこ
→かけっこ(短・中・長距離走やリレー、マラソン等)走る順位(速さ)を競う
・跳びぐっちょ・跳びやい・跳びやっこ
→跳び比べ(高跳びや幅跳び、三段跳び等)跳んだ高さや幅(距離)を競う
・食べぐっちょ・食べやい・食べやっこ
→食べ比べ(大食い、早食い等)食べる量や早さを競う
・泣きぐっちょ・泣きやい・泣きやっこ
→泣き比べ(大泣き、早泣きなど)鳴声の大きさや泣く早さを競う
【用例】
・あらあら、あの1年生な運動会の走りグッチョウで、転んでどべいなって泣きよんなあ
→あらあら、あの1年生は運動会の駆けっこで、転んでビリになって泣いているよ
・高学年の走りヤッコな…リレーで、アンカーな…クラスでいっち速かとがでると
→高学年の駆けっこは…リレーで、アンカーは…クラスで一番速い子が出るんだ
・父ちゃんな中学まで、食いヤイで負けたこたあなか。軽う…米1升な食いきりよった
→父さんは中学まで、食べ比べで負けたことがない。軽く…米1升は食いきれていた
イラストによる状況解説
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